- 2015年11月24日
あなたは外側上顆炎の痛みをここの痛みと間違えて治療をしていませんか?
その肘の痛みは本当に
外側上顆炎の痛みですか?
ってところです。
特に肘を屈曲するときに
外側上顆に痛みが出る方ですが
結構他の関節から痛みが来る事が
多かったです。
外側上顆に原因がないのに
そこばっかり治療しても
意味ないですよね?
なのでまずはそこの鑑別から
いきたいと思います。
先ず診ていただきたいのは
「腕尺関節」です。
文字通り
上腕骨と尺骨の関節です。
僕の経験では外側上顆炎と
言われて来ても
ここが原因で
屈曲時痛みが出る方が
多かったです。
なのでそういった方は
腕尺関節を治療してあげると
外側上顆の痛みは無くなります。
鑑別の仕方ですが屈曲時に
肘頭を手関節の方向に
軽く押してみてください。
これで痛みが軽くなったり
無くなったりするのであれば
ここを治療してください。
いい結果が出ると思います。
これはどこを治療する上でも
言える事ですが
先ずは
「しっかりと原因を把握する事」
これが一番大事です。
ですので今回の内容を
頭の片隅にでも入れておいていただいて
臨床で役立てていただきたいと思います。
それではこの辺で失礼いたします
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
JPR協会関東支部長 山野井
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