- 2015年10月21日
ついに登場ー「まったく疲れず」圧迫骨折の伸展を改善する方法
「圧迫骨折の伸展の改善方法」とは?
圧迫骨折の方で
体幹が伸展制限される方、結構いますよね?
これは構造的に仕方ない
って考えられる方も多いのでは?
今日はそんな方に
耳寄りな情報をお伝えいたします。
この伸展の制限は改善できるかもしれません、、
改善できたら、
むっちゃ患者さん喜びますよね。
よく
運動療法で体幹の伸展運動して
はあ疲れた
ってなるじゃないですか。。
それで変わればいいですが、、
臨床はそんなに甘いものではないと思います。
ではこの伸展制限をどうしたらいいか。
ずばり
答えは、、、
「鎖骨下筋」です。
ほほー
って思われる方もいらっしゃいますが、
まずは、
鎖骨下筋の基礎知識から、
一応おさらいで
鎖骨下筋の筋のつき方は、
起始:第1肋骨
停止:鎖骨外側下面
とついていて、
役割としては、
鎖骨を前方、下方に引くといったところが教科書的なところです。
鎖骨下筋と聞くとなにをイメージしますか?
ぼくは
肩の痛い人の鎖骨を動かすためってイメージが強いです。
今回は圧迫骨折にことで話しますと、
なぜここで体幹の伸展が良くなるのか?
これは
「鎖骨と肩甲骨との関係」
「鎖骨と胸骨との関係」
があります。
つまり
体幹が前屈すると
肩甲骨は外転で固まっていきます。
そうすると
どんどん背中は丸まっていきます。
そんなところで
鎖骨は、肩甲骨と肩鎖関節として関節を結んでいるため
鎖骨の動きを出すイコール肩甲骨の動きが出るということです。
また
胸骨とも胸鎖関節として
ここを安定させる機能を持ち合わせていて、
かつ
胸郭の動きにも関わるため
体幹の伸展にはここは欠かせません。
なので、
この筋の調整をしてあげると
ばーんと体幹の伸展がいくケースありますよ。
今まで
圧迫骨折で骨が折れているから
体幹が伸展しないんだーって
諦めていたことも
それだけでの制限ではない
って視点も持ち合わせて
諦めず患者さんと向き合ってみてください。
そうすることで
救われる患者さんたっくさんいると思いますので、
諦めないでください。
ぼくはそんな視点をもって
患者さんの治療に臨んでます。
今日もここまで読んで頂きありがとうございます。
次週はまた脊柱圧迫骨折について。
お伝えしていきたいと思います。
本日もブログを読んでいただきありがとうございました。。。
日本疼痛リハビリテーション協会 東海支部 長村 充
PS
もしこれが、あなたが手に入れたかった情報だとしたら・・・
どうぞお読みください。
以下にいつも使っているメールアドレスを正しくゆっくりと入力してボタンをクリックしてください。