- 2015年10月7日
なぜ、ほとんどすべての人が、圧迫骨折の疼痛治療の方法を間違えてしまうのか?
「圧迫骨折のいざり動作時の疼痛緩和 part2」とは?
圧迫骨折の方で
ベット上でちょっと位置を変えるとき痛がりませんか?
いざるっていうのかな、、
このときに
腰いたがるひと結構いませんか?
今日はそんな方に
耳寄りな情報をお伝えいたします。
いざり動作を想像してみて下さい。
上肢でベットの柵をひっぱること多くないですか?
よくこんとき
「あたっ」ってなりません?
こんときみなさんどうします?
骨がくっつくのを待ちますか?
だとしたら、
リハビリではどうにもなりませんよね?
そうなると
とりあえず薬で疼痛緩和しておこうかってなりますよね。
果たして結果はどうでしょうか?
もし骨の影響であれば
時期でいけるでしょう。
ただこれが退院直前受傷後3ヶ月の方なら?
おそらく退院時も痛みは変わらず
薬が切れたら痛いっておっしゃると思います。
ではこの痛みをどうしたらいいか。
ずばり
みる筋は、、、
「腕橈骨筋」です。
まさか、
嘘やろってなりますが、、
だまされたとおもって
にアプローチしてみて下さい。
これで臥位でのいざりの動作が変わります。
それはなぜか。
いまからお話します。
一応おさらいで
腕橈骨筋の筋のつき方は、
起始:上腕骨外側上果、上腕骨外側下部
停止:橈骨茎状突起
とついていて、
役割としては、
肘関節の屈曲、前腕回内といったところが教科書的なところです。
腕橈骨筋と聞くとなにをイメージしますか?
ぼくは
ポパイとか、
前腕が上腕よりあるやんとかってイメージしますね、、笑
まあ臨床としては
手の橈屈っていう部分になっていくと思いますが、
あまり注目されにく部分だと思います。
あとはコーレス骨折とか、、
でなぜ、ここがそのいざりに関連するのか
冒頭でも話したように
いざり動作って上肢を使うじゃないですか?
ベット柵を持って
肘を曲げる
ってまさにこれですよ。
なにが言いたいかといいますと、
もうおわかりですよね。
つまり
肘の屈曲をつかっているわけですよ。
なのでそこから痛みがでます。
ここがストレスをうけると
つながりでいうところの
アームラインからバックラインにかけての
筋膜のつながりで腰部へ影響がでます。
なのでこの
ストレスをうけている上肢を治療してあげて下さい。
圧迫骨折だからと
痛い患部の脊柱起立筋ばかりに目がいきがちですが、
こんなふうにベットのいざり動作をしている場面をみたら
必ずみてみて下さい。
圧迫骨折において、
上肢のストレスに対しての疼痛治療は重要だと思います。
なので、
こういった知識を
もっと使って
臨床の幅を広めていってください。
ぼくはそんな視点をもって
患者さんの治療に臨んでます。
今日もここまで読んで頂きありがとうございます。
次週はまた脊柱圧迫骨折について。
お伝えしていきたいと思います。
本日もブログを読んでいただきありがとうございました。。。
日本疼痛リハビリテーション協会 東海支部 長村 充
PS
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どうぞお読みください。
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