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  • 2015年9月2日

苦労して圧迫骨折の痛みを緩和するのはもうやめましょう

 

5

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

顔

 

「上部体幹の可動性を出す方法 Part2」とは?

その前に
まずは復習です。
前回からお伝えした治療すべきポイントとして、

 

 

「僧帽筋」
「ハムストリグス」
「横隔膜」
「斜角筋」
「臀筋」
「後頭下筋群」
「肩甲挙筋」
「胸鎖乳突筋」
「広背筋」
「下腿三頭筋」

 

 

を挙げさせて頂きました。
みなさん試して頂けましたでしょうか。

 

 

それで今日お伝えするコンテンツは、

 

 

「上部体幹の可動性をだす方法 Part2」です。

 

 

圧迫骨折の方で
重要なことは姿勢だということが
おわかりいただけたと思いますが、
脊柱への促通は、
しっかりやっていかないといけないですよね。
単純に運動療法だけではなかなかのび悩むと思います。

 

 

で、今日お伝えするのも
それに付随したものです。

 

 

圧迫骨折の方の姿勢を
想像してみて下さい

 

まず圧迫骨折を呈して
体幹が前屈方向へ誘導される

 

結果
円背姿勢をとります。

 

そこから
円背姿勢とは、
体幹の前屈 ー 胸椎の後湾 ー 頚椎の後湾 ー頭部の伸展
といった上部はこのような典型的な姿勢をとっていくと思います。
また以前にもお伝えしたとおり
胸椎や頚椎が腰椎のカウンターで
どんどん変異していきます。

 

 

その際円背していくと肩甲骨の位置はどうでしょうか?

 

おそらくこのときは肩甲骨は外転になっていると思います。

 

このときに短縮位になっているのが、
そう

 

「小胸筋」

 

 

ですよね。
これは容易に想像がつきますよね。

 

 

この筋は
上肢におけるキーマッスルとして
ぼくは認識しています。
ここパンパンなひとめちゃくちゃ多いですよ。
肩こりの人とかでもそうですし、
ぼく自身も押されると痛ってなります、、、

 

ここは手仕事が多い人、
とくにパソコンとか事務系の仕事の人はとくに
疲労が蓄積しやすい場所です。

 

 

圧迫骨折においては、
姿勢の影響でここへの影響はおっきいですよ。

 

なのでこの
「小胸筋」を
調整する意義は幅広いと思います。

 

 

 

小胸筋ときくと
みなさんなにをイメージしますか?

 

 

ぼくはぱっと出てくるのが、
胸郭出口症候群のなかの過外転症候群
ってイメージが強いですね。

 

 

今回は圧迫骨折がテーマなので、
胸郭出口症候群の話は置いておきます。
圧迫骨折では姿勢の関わりが強いです。

 

 

圧迫骨折だからと
背部の筋ばかりに目がいきがちですが、
姿勢から考えたときの小胸筋の影響ははかりしれません。

 

姿勢でここが著名に影響を受けているので
必ずみてみて下さい。

 

 

一応おさらいで
小胸筋の筋のつき方は、
起始:第3〜5肋骨前面
停止:烏口突起
とついていて、

 

役割としては、

肩甲骨を外転、前下方へ引き下げるといったところが教科書的なところです。

 

臨床としては
円背の方へ肩甲骨を外転してもらっては困るわけですよ。

これが短縮位で固まるので、
いくら運動療法で体幹の伸展を出しても伸展がいかないです。

 

 

なので、
体幹の伸展運動をいれる前処理で
ここを調整してあげると気持ちいいぐらい伸展いきます。

 

 

 

 

ほかにもフロントラインの中核にもなりうるので
圧迫骨折の姿勢を考える上では重要な部位です。

 

圧迫骨折にとって
アライメント(筋の張力)は
とても必要性が高い筋だと思います。

 

なので、

ぜひここを調節してあげて下さい。

 

圧迫骨折においては、
姿勢の影響が多々あり、
このような機能障害はほぼ間違いなくおこると思います。

 

 

筋自体が短縮位で使われていると
滑走不全を起こしてそこが硬結します。
つまりトリガーポイントの1つとなりえます。

 

 

圧迫骨折において、
上部体幹の伸展は重要であります。
なのでここを調整するのは
とても有意義だと思います。

 

 

なので、
こういった知識を
もっと使って
臨床の幅を広めていってください。

 

 

 

僕たちセラピストが、
患者さんを救っていくというマインドセットし、
臨床で困っている人を助けていきましょう。

 

 

ぼくはそんな視点をもって
患者さんの治療に臨んでます。

 

 

今日もここまで読んで頂きありがとうございます。
次週はまた脊柱圧迫骨折について。
お伝えしていきたいと思います。

 

 

本日もブログを読んでいただきありがとうございました。。。

 

日本疼痛リハビリテーション協会 東海支部 長村 充

 

PS
もしこれが、あなたが手に入れたかった情報だとしたら・・・
どうぞお読みください。

痛みがなかなか緩和できずに悩んでいるあなたへ

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