あなたは腰椎分離症の疼痛治療でこんな間違いをしていませんか？

From 山野井孝志

腰椎分離症があって腰が痛いと聞いて
まず初めに思うのが

「腰椎が分離しているんだから
分離している周囲に何か問題があるんじゃないの？」

みたいな感じだと思います。

まあ実際そこらへん周囲に痛みが出ているわけですから
考えとしては当たり前かなと思います。

しかし現実では
痛みの出ている部位をマッサージしたりしても
なかなか症状は改善しません

それはなぜか？

そこに痛みを作る原因がないからです。

分離している事実はあっても
痛みと直結しているかは別物です。

そこをしっかりと評価して
分離していることが原因であれば
そこにアプローチすればいいと思います。

原因がなければアプローチする必要はありません。

今回も患部は原因ではなかったので
触りませんでした。

そして今回お伝えするポイントとしては

「肩甲胸郭関節」です。

ここを評価（疼痛誘発動作）したところ
さらに伸展時の痛みが取れました。

肩甲胸郭関節がなぜ関係しているのかといえば
一つはアライメントです。

この方右の肩甲骨だけ上に上がっていました。
その上がっている肩甲骨を元の位置に戻したら
腰の痛みが変化しました。

アライメントというのは
重要な診断基準になりますので
一度しっかりと診てみてください。

それでは今日はこの辺で失礼いたします

最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。

JPR協会関東支部長の山野井

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