- 2015年10月19日
公開!腰椎分離症と関係している頸部の筋とは?
From 山野井 孝志
頸部の筋は細かな筋が多いですよね?
その中で分離症との関係を見極めるのに
ひとつ指標としていただきたいのが
起始もしくは停止部にC1・C2が入っているものを
ピックアップしてみてください。
前回もお伝えした通り
L4・L5はC1・C2と繋がりがあります。
ですので調整するならまずはそこの指標を置いて
治療してみてください。
そこで本日お伝えするのが
「板状筋」です。
なぜ板状筋なのか?
まずはC1・C2に
付着しているというのがひとつです。
もうひとつがここは個人差があるかもしれませんが
その患者さんの生活パターンによります。
ずっと下を向くような仕事の方、
例えばデスクワークの方だとか
スマホをずっといじっているような方は
頸椎の位置が正常な位置とは違うところで
固定されます。
そうすると板状筋の作用に
頭部を安定させる役割があります
ずっと下を向いていると
常に板状筋が緊張状態になりますので
たとえ仕事を終えたとしても
緊張が抜けない場合は
頸椎の位置を変えてしまいます。
その結果つながりのある
腰椎にも影響が出ます。
この場合はいくら骨盤周りを
調整しても変わらないです。
ですのでそういった感じで
分離症の痛みでお悩みの患者さんを診ているのであれば
「板状筋」を治療してみてください。
それでは今日はこの辺で失礼いたします
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
JPR協会関東支部長の山野井
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