- 2015年8月7日
原因がわかれば頸部に痛みはすぐに治せます。
まずは復習から
仕事がデスクワークで
その結果頸部に痛みが出た方です。
疼痛誘発動作で評価したところ
仙腸関節が原因でした。
さらに詳しく検査すれば、
左の仙腸関節が開いていて
動きが固かった為
調整した結果
頸部の痛みが改善しました。
そして仙腸関節は
全身の筋膜のつながり中心である
PSISで評価してみる
っていうのが昨日までのないようでした。
さて今日の内容は
もう一つ評価するべきポイントを
あなたにお伝えします。
デスクワークの方ってのは
やっぱり骨盤に原因があることが多いです。
ずーっと座ってますからね。
そんな方を疼痛誘発動作で
是非評価していただきたいポイントは、
「腸骨筋」です。
腸骨筋に疼痛誘発動作をかけると
頸部の痛みっていうのが
変わるってことがあります。
今回もそのパターンでした。
前後屈に痛みがあったのですが
腸骨筋に疼痛誘発動作をかけたら
軽くなりました。
なぜ頸部の痛みが軽くなるのか?
それはつながっているからです。
腸骨筋は特に胸鎖乳突筋と
密接なつながりがあります。
なのでここが原因となることがあります。
臨床で胸鎖乳突筋がカチカチで
これが原因で頸部の痛みが出ているんじゃないか?
なんて思うことがあると思います。
しかしその硬結の原因が腸骨筋だったとしたら
いくら胸鎖乳突筋をマッサージしても
硬結は取れないですし痛みは取れません。
腸骨筋を緩めることで初めて
胸鎖乳突筋の硬結が取れるってことがあります。
ですのでこの知識を
頭の中に入れておいていただいて
臨床で役立ててください。
それでは今回はこの辺で失礼いたします。
最後までおつき合いいただき
ありがとうございました。
JPR協会関東支部長の山野井
PS.頸椎症のシンプルで
明日からでもすぐに使える評価法はこちら
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