- 2015年10月1日
腰椎分離症は骨盤を無視していては治せませんよ?
From 山野井 孝志
昨日はですね
腰椎で支えきれないから
上半身のビックマッスルが頑張って
上半身の重さを無くしてくれるんですよ
みたいな感じでした。
今日注目するのは骨盤です。
腰椎で支えられない方が
あとはどこで支えるかといえば
臀筋です。
臀筋に「キュッ!」って力を入れて
支えている方多いですよ。
なので全身のバランスが崩れていきます。
特に骨盤がずれますね。
どっちにズレるかといえば
「後傾」していきます。
臀筋のテンションが高くなれば
下肢が外旋していきますよね?
いわゆるガニ股です。
そうすると常に臀筋が
緊張しているような状態になります。
そうすると緊張した臀筋に引っ張られるようにして
結果骨盤が後傾していきます。
要は背骨と骨盤が一直線になるわけです。
生理的湾曲がなくなるわけですから
屈曲回旋動作などはできなくなっていきます。
なので回旋動作ができないとか
ガニ股で腰痛いんですとか
訴えられる分離症の患者さんが来られた場合はですね
まずは骨盤の向きがどっちなのか評価していただいて
臀筋を触診してきてください。
きっと臀筋カチカチです。
したら臀筋緩めてみると
回旋動作などやりやすくなると思いますので
試してみてはいかがでしょうか。
それでは今日はこの辺で失礼いたします
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
JPR協会関東支部長の山野井
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