From　藤井翔悟
京都の治療院より、、、

あなたは
膝が痛い患者さんを前に

関節内の状態だけを
気にしていませんか？

水がたまってるとか、、、

腫脹がないかとか、、、

あとはOAだったら
レントゲンで

軟骨が減ってますよ
とか、、

骨棘がありますよ
とかね、、、

関節内の所見ばかり
みていることにお気づきでしょう。

なんでこんな文化に
なってしまったのか？

それは
レントゲンが絶対みたいな感じが
あるからですよね。

医師はレントゲンを見て
膝の状態を判断します。

でも実は
レントゲンは骨しか
映らないんです。

関節の外にある

筋肉やその他の結合組織は
映らないんです。

なんですけども僕たちは
最近の研究でいろいろと
わかってきたことがあります。

それは結合組織こそが
膝の痛みの原因であることが
とても多いとということです。

そして
僕たちが徒手でアプローチできるのが
まさに結合組織なんですね。

骨の骨棘だったり
外傷で骨がゆがんだりだったら

オペで整形外科医に
治してもらうしかありません。

骨ですから。

でも結合組織は
レントゲンには映らないけど

膝の痛みの主な原因であり
僕たちが徒手で対応できる。

だから僕たちは
結合組織に対応できないと
いけないんです。

では今日
話をしていきたいのは

膝の痛みに対して
胸椎をみていただきたいってことです。

胸椎を膝の痛みでみていくって
「なんのこっちゃ？」と思う人も
いるかもしれません。

でも
けっこう重要です。

教科書的には

膝OAになっていくと
胸椎後弯角が強くなります。

胸椎の後弯角が
強くなってしまうと

膝が自然と屈曲位になり
結果、膝に痛みが出てしまう、、、

これ結構
多いパターンなんですよね。

こんな感じで
膝が痛いおばあちゃんが
できあがっていくわけです。

僕の経験上
胸椎の後弯を修正するだけで

膝の痛みが軽減する方
すごく多いんです。

とくに膝の深屈曲の時の痛み
ですね。

正座など
膝を曲げきった時の痛みが

軽減しますって方
けっこう多いんです。

なので膝の痛みには
胸椎をみる必要があります！

さてあなたは胸椎へのアプローチ
一体どうやってやりますか？
↓

-藤井翔悟

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著者

日本疼痛リハビリテーション協会 代表
腰をはじめとした身体の痛みに対して、これまでに類を見ない施術方 法を考案、それを学び実践している医療従事者は世界中で10万人を 超える。学会発表や研究にも意欲的に取り組み、その手技は改善率 の高さから業界に旋風を起こしている。芸能人やスポーツ選手からの 依頼が殺到し、その確かな結果が評判を呼んでいる。また自身が主 催するサミットには800人以上の医師や医療従事者が参加。アメリカ、 スイス、カナダからも受講生が来日するほどである。ボランティア活動にも意欲的に取り組んでおり、医療が浸透していない地域に出向き、 医師や医療機関と連携して高品質な施術を無償で提供している。海 外でも普及活動を行い、その活動が評価されオランダ政治家との対 談やアメリカの医師から推薦文をもらうほどである。日本で最も有名 な治療家であり実力者。
書籍：痛みが消える魔法の腰痛学　PHP研究所
　　　禁じられた治療法　　　　　ギャラクシーブックス