- 2015年8月8日
18今すぐ膝OAの痛みを改善させるコツ
From 藤井 翔悟
で今までは筋肉だったり、
関節の話をいろいろさせていただいていたんですけども、
まず一つの疑問点をあなたに持っていただければなあと思っております。
これです。筋トレいるか?ってことです。
決して意味を間違えてもらったら困るんですけど、
廃用されてたりとかあきらかにMMT3とか
3ないとかっていう方の話ではなくて、
ここにおいては痛みをとる為にそもそも
筋トレがいるのかっていう枠組みで考えてくださいね。
筋トレ自体を全く否定している気はないですし、
やるなとか言ってるわけでもないです。
そうじゃなくて変形性膝関節症の痛みを軽減させたりするために、
筋トレがいるのかということを
もう一度あなたに考えていただきたいと思います。
そもそもですね変形性膝関節症の痛みが
膝軟骨を擦り減ったりとか、
同じところに繰り返し荷重されてるだとか、
いろんな風に言われてたりすると思うんですけれども、
典型例としては、
こういうアライメント(O脚)してるわけじゃないですか、
患者さんとしては。
筋トレの目的としては内転筋とか、内側広筋とか、
外転筋とか、あと体幹を鍛えたりだとか、
骨盤後傾位を修正したりだとかというふうに
いろいろ考えられることがあると思ううんですけど、
要は筋トレの目的としてはこっちに(内反を修正する方向)
動かしていくことですよね。
それで、アライメントを改善させていって、
荷重面を変えていって痛みを軽減していきましょう。
筋力をつけていきましょうというような考え方だと思うんですけど、
これはですね痛みをとるにおいては
そもそもの考え方としては、間違っています。
はい。こんな話をさせていただくんですけども、
こんなことを言ってしまうと
いろんな方からいろんなご意見をいただくことになると思うんですけども、
そうじゃなくて今は痛みを慢性的に変形性膝関節症の痛みがあられる方に
筋トレがいるのかとか言われるといらないです。
しかもなぜそれが悪いのかというと、
僕自身ていうのは腰痛専門で
整体院させていただいているんですけども
慢性腰痛の方とかヘルニアとか狭窄症とかいろんな方きはります。
例えば慢性腰痛の方僕何を指導するのかというと、
筋トレの仕方は一切指導しないですね。
はい。一点だけ考えていただきたいんですけども、
筋トレをすること自体っていうのは
筋トレでも痛みが減る方も、
もちろんいらっしゃると思うんですけれど、
何がダメだと言うと遅いです。
あとは適応できる方が少ないです。
なぜかというと、高齢ですし、
生理学的な体の変化とかを考えると
やっぱり時間がかかったりするんですよね。
なのであんまり今ある痛みを今すぐ改善するために
筋トレっていうのはナンセンスっていう風に考えているんですよね。
治療として理学療法プログラムを展開するときに
考えていただきたい事っていうのは、
いかに動かなくなっている部位だったり、
伸びなくなっている部位っていうのを、
今までシリーズで話さしてもらって
こういうアライメントになるっていうのは決まっているんですよ。
決まってます。
どこが短縮位になっててどこが伸長位になっているっていうのが
あるんですけど、
要は、動かなくなって伸びなくなって
固まっているっていうような部位を
とっていってあげるっていうようなことの方が、
めっちゃ早いですアライメント変わるのが。
なんかその場で一単位もあれば
その場で変化が出せたりもします。
ですので、
こっちを第一選択にしていただくことが
実は、今すぐ改善させるポイントだと思います。
長期的にみると僕も筋トレは必要だと思いますし、
よくなったアライメントを定着させていくためには
必要だと思うんですけども、
やっぱり現場は今すぐですよね、
在院日数が限られてたりとか
次のアプローチがまってたりするわけじゃないですか、
僕たち現場って。
なので基本的には、
動かない部位とか伸びない部位を
先にこっちがチャチャチャチャっと
調整してしまって、
それでポンと痛み減らしてそれでADLやら歩行訓練をやるような展開が
理想的だと思います。
そしたらこれを参考にしていただいて
臨床に挑んでください。
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