- 2018年1月26日
【新テクニック】なぜ、ガチガチの凍結肩に鳥口上腕靭帯リリースが有効なのか?
From 藤井翔悟
京都市の会議室より、、、
次は烏口上腕靭帯です。
烏口上腕靭帯は
その名の通りで
烏口突起から上腕骨に向かって
走行している靭帯です。
烏口上腕靭帯は
肩関節前面の癒着や
滑走障害に関わっています。
ファーストでの外旋ですね
この動きの制限因子に
なってることが多いです。
あなたの担当されてる患者さんで
多いと思うんですよ。
外旋がぜんぜんいかない人が。
その時一番最初に狙うのが
烏口上腕靭帯あたりの癒着と
一般的には言われています。
概念、つまり考え方を
パラダイムシフトしてください。
大きく価値観を
変えていただきたいんです。
ぼくたちは今まで
こっちの小胸筋を見ていましたよね。
小胸筋の停止部が烏口突起だから
で終わってたと思うんです。
でもそうじゃなくて筋筋膜以外にも
結合組織ですよね靭帯って。
ここも治療対象になるんだ
もしくは結合組織間の
滑走性を改善することが
可動域の制限因子の改善に
なる可能性があるんだってことを
知識として
身につけていただきたいです。
靭帯へのアプローチですけど
靭帯そのものにアプローチ
できるかっていうと
これはやはり医師のオペでしか
無理だと思います。
靭帯はやっぱり
引っ張ったら切れるだけなんで。
僕らが徒手でアプローチして
靭帯が良くなるとか
靭帯が長くなるから
とかはないと思います。
けど靭帯周囲の
結合組織ですよね。
例えばですけど
その下にある肩甲下筋だったり
大胸筋も上を走行してますし
近くには小胸筋もあります。
烏口突起と上腕骨を取りまく
結合組織ぜんぶが
癒着しているのがはがれる。
滑走するようになるからっていう
この感覚がすごい大事だと思います。
この考え方がわかれば
徒手療法されてる先生
PTさんOTさん柔整師さんっていうのは
やっぱいままで
烏口上腕靭帯を
アプローチしようって考えが
なかったと思うんですね。
でも実は
ファーストの外旋とか
可動域が上がります。
実際アプローチできるってことですね。
靭帯がぼくたちの臨床で痛みの原因や
可動域制限になってることがあります。
そこを新たな知識として
身につけていただいて
臨床に活かしてくださいね!
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-藤井翔悟
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著者
日本疼痛リハビリテーション協会 代表
腰をはじめとした身体の痛みに対して、これまでに類を見ない施術方 法を考案、それを学び実践している医療従事者は世界中で10万人を 超える。学会発表や研究にも意欲的に取り組み、その手技は改善率 の高さから業界に旋風を起こしている。芸能人やスポーツ選手からの 依頼が殺到し、その確かな結果が評判を呼んでいる。また自身が主 催するサミットには800人以上の医師や医療従事者が参加。アメリカ、 スイス、カナダからも受講生が来日するほどである。ボランティア活動にも意欲的に取り組んでおり、医療が浸透していない地域に出向き、 医師や医療機関と連携して高品質な施術を無償で提供している。海 外でも普及活動を行い、その活動が評価されオランダ政治家との対 談やアメリカの医師から推薦文をもらうほどである。日本で最も有名 な治療家であり実力者。
書籍:痛みが消える魔法の腰痛学 PHP研究所
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