- 2017年12月8日
文献には載っていない拘縮肩に最も有効なアプローチとは
」
From 藤井翔悟
京都市の治療院より、、、
今日は臨床で高齢者に多くみられる
拘縮肩についてやっていきます。
いわゆる肩関節周囲炎ですね。
拘縮肩だと
PTさんはROMエクササイズですね。
関節可動域訓練をされる方が
多いと思います。
関節拘縮から肩の可動域がなくなると
さまざまな問題がおきるからですよね。
まず2次的に
筋出力の低下を生じさせます。
そして運動連作によってとなりの関節の
可動域制限をも引き起こします。
その結果、疼痛が発生し
日常生活つまりADLの低下を引き起こします。
これが教科書だったり
文献に書いてあることですよね。
で肩関節ってめちゃめちゃ
関節の数が多いじゃないですか。
肩関節は20種類の筋肉が付着した
5つの関節からできているんですね。
20種類くらいの筋肉が
緻密に動くことによって
肩関節の複雑な動きを
可能にしていると言われています。
でその筋肉が動かす
5つの関節とは、、、
肩甲上腕関節
第2肩関節
肩鎖関節
胸鎖関節
肩甲胸郭関節、、、
この5つを合わせて
肩関節複合体と呼んだりします。
でこの5つの肩関節が
スムーズに動かなくなると
筋肉だけじゃなくて
関節包にも癒着が起きます。
あるいは
靭帯の伸張性もなくなります。
こういった理由で
肩ガチガチで動きません!
この状態を拘縮肩
あるいは凍結肩と呼びます。
でこれに対して
あなたがどうアプローチするのか?
これがすごく大事です。
いわゆる教科書的には
棒体操で肩上げましょねーとか
セラバンドで広げましょねーとか
寝てバンザイしましょねーとか
あとなんか滑車を使ってとか
多いんではないでしょうか。
んーーー
これぼくの主観なんですけど
あんまり
ピンとこなくないですか?
こないでしょ?
で滑車やったり
棒体操しても
拘縮肩が良くなるのかというと
良くならないじゃないですか。
これなぜかと言うとね
たとえ
Activeで患者さんが
自分で動かしたとしても
それ結局
Activeの可動域なんですよ。
つまり
Active(患者さんが自分で動かす)と
Passive(セラピストが動かす)だったら
当然
Passiveの方が
可動域が広いんです。
てことはまず
Passiveでの可動域を広げてあげる。
これを療法士がしてから
Activeなエクササイズを
するべきです。
例えば滑車、セラバンド、棒体操ですね。
セラピストが動かしてから
患者さんが自分で運動する。
この順番だったらいいんですけど
「とりあえず棒体操やりましょー。」って。
よくデイサービスとかでやってますけど
ほとんど意味ないですよ。
維持にはなりますけど
改善にはほど遠いです。
だから必要なのは
Passiveです。
こっちが主体的に
動かしていくわけですから、、、
徒手療法ですよ。
どれだけあなたが
徒手療法のスキルを持っているか?
これが療法士のスキルとして
非常に大事になってきます。
もしあなたが
関節可動域訓練にあきあきしてるなら、、、
もっと刺激的で
一撃で大きな変化を出したいなら、、、
安全でなおかつ
効果実証済みの治療方法を知りたいなら、、、
この続きをしっかりとみてください!
ポイントは
20もの筋肉が付く
肩甲骨へアプローチすることです!
↓
-藤井翔悟
PS:【12/10(日)まで】
療法士が独立開業する方法を知りたい人は他にいませんか、、、
↓
今すぐ無料でセミナーに参加する
著者
日本疼痛リハビリテーション協会 代表
腰をはじめとした身体の痛みに対して、これまでに類を見ない施術方 法を考案、それを学び実践している医療従事者は世界中で10万人を 超える。学会発表や研究にも意欲的に取り組み、その手技は改善率 の高さから業界に旋風を起こしている。芸能人やスポーツ選手からの 依頼が殺到し、その確かな結果が評判を呼んでいる。また自身が主 催するサミットには800人以上の医師や医療従事者が参加。アメリカ、 スイス、カナダからも受講生が来日するほどである。ボランティア活動にも意欲的に取り組んでおり、医療が浸透していない地域に出向き、 医師や医療機関と連携して高品質な施術を無償で提供している。海 外でも普及活動を行い、その活動が評価されオランダ政治家との対 談やアメリカの医師から推薦文をもらうほどである。日本で最も有名 な治療家であり実力者。
書籍:痛みが消える魔法の腰痛学 PHP研究所
禁じられた治療法 ギャラクシーブックス
以下にいつも使っているメールアドレスを正しくゆっくりと入力してボタンをクリックしてください。