- 2015年8月23日
⑦肩こりを治すための秘訣はただ評価ができること
From 藤井 翔悟
今日も肩こりの診るべき部位のヒントをあなたに
お伝えさせてもらいます。
肩こりは、首・肩こりというぐらい首の症状、
もしくは頭痛、眼精疲労とかも併せ持っている方がすごく多いです。
そういったうえで肩こりを改善するうえで重要な筋肉は
後頭下筋です。
後頭骨からC1,2についている筋肉なんですけど、
C
1,2の動きを後頭下筋が止めてるんですよ。
後頭下筋を緩めることでC1,2の動きが良くなるので、
その場で回旋、頸部の動きはすごく著明に良くなります。
なおかつ、後頭下筋は
眼球運動の支配している神経と支配神経が同じなんですよね。
つまり、目が疲れると後頭下筋が疲れますし、
後頭下筋が疲れると目が疲れます。
お互いに関連しています。
また、収縮も眼球運動とリンクしていて、
つまり、眼球運動を行いながら、
後頭下筋を触ると収縮しているんですよね。
つまり、デスクワークなどが多い方は眼精疲労もありますし、
首の重さも持っておられます。
なので、後頭下筋を診ていただければなと思います。
首の痛みの調整に
いきなり頸椎自体を触って調整する先生多いんですけど、
これやっちゃダメですリスクがかなり高いです。
つまり、骨を触られても痛いですし、
周辺の筋肉自体も緩んでないです。
それをしなくても、起始停止の関係から筋肉を調整すると
骨自体も動くようになります。
リスクなく、心地よく硬さをとったりだとか
可動性を上げたりできます。
あなたの患者さんが後頭下筋のせいで凝ってたり、
だるかったりするのかを評価をしないと治療できないですよね。
まず疼痛誘発動作で後頭下筋を診てください。
なにも痛みがないのであれば安静時でいいので、
後頭下筋を触診すると楽になるとか言われる場合が多いので、
そういった場合後頭下筋が原因なので治療で狙ってください。
この患者さんは後頭下筋が原因だっていう評価を
しっかりやって治療してください。
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