- 2015年7月1日
① あなたは変形性股関節症の痛みでこんな間違いをしていませんか?
変形性股関節症についてです。
まず病態として骨頭と球蓋が摩擦により、
軟骨 が減っていくというところは変形性関節症のメカニズムとしての特徴でありま す。
そして変形性股関節症の特異的な部分としては、
先天的な病気が関わって いる場合があります。
すなわち一次性と二次性と分かれるということですね。
両者共通していることで、疼痛を評価する上で重要なポイントがあります。
そ れは被覆率です。
骨頭がどれだけ臼蓋に覆われているかが、
大事なポイントで あり、
指標になってきます。
しっかり被っていれば、
関節は安定しますし、
逆 に被覆率が低ければ、
不安定になります。
すなわち骨での支持ができない、
関 節内がつぶれて支持機構がうまく働かないということです。
しっかり骨と骨で 自分の体重を支えられるかどうかが人間の姿勢制御において大事です。
ですの で、
この被覆率が疼痛評価で重要なポイントになってきます。
被覆率の低い状 態は痛みが出やすい状況にあるということです。
これはレントゲンなどの画像 所見で関節がどのくらい変形しているかによってもわかりますよね。
関節の滑 膜にも痛みを感じる受容器がありますが、
それ自体が痛みを感じている場合は、
痛みはとれません。
なぜなら骨自体の問題だからです。
ですけれども、私たち ができることが二つあります。
一つ目は臼蓋と骨頭の接触面を変えるというこ とです。
アライメントをかえます。
悪くなっている部分を使わないように、
関 節が当たらないようにします。
二つ目は筋スパズムを落とします。
どういうこ とかというと、
臼蓋と骨頭の被覆率が悪いと、
骨による体重支持ができないと いうことになります。
そうすると、
姿勢制御筋である股関節周囲筋にメカニカ ルなストレスが通常よりもかかってしまいます。
そして筋肉はカチカチになり、
筋肉の硬結ができスパズムが生まれます。
ですので、
これを改善することによ って、
痛みがとれます。
この2パターンを改善することにより、
痛みが取れる 人が多いです。
画像所見で手術しかないと言われた方も自覚的な痛みがほとん どない、
というところまで持っていけます。
ですから、
この考え方をしっかり もっていただければその後の治療の展開につながってきます。
PS
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