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  • 2018年2月21日

なぜこの血管を治療すると坐骨神経痛の症状が消失するのか?

 

 

 

 

 

 

from 脇本竜次

自宅の書斎から、、、

 

 

 

 

<坐骨神経痛みの原因とは?>

坐骨神経痛のような痺れはヘルニアや脊柱管狭窄症が原因であると一般的に言われていると思います。

おそらく学校の教科書でもそういった内容が多いかと思います。

ですがそれは本当なのでしょうか?

なぜならヘルニアや脊柱管狭窄症の手術をしても寛解しない患者さんがほとんどだからです。

ということは、構造上の問題で症状が起こっていない可能性があります。

 

 

 

<正常な神経の圧迫と牽引について>

痛みと痺れの誘発にどのような刺激が必要なのかを動物実験で行なった研究があります。

この研究では正常な神経は単純な圧迫や牽引では痛み・痺れが生じないことがわかりました。

これは当然な結果かと思います。

なぜなら今座って携帯やPCを触っているあなたのお尻の神経も圧迫されているのに痛み・痺れが生じていないのですから。

正常な神経というのは圧迫や牽引だけでは痛み・痺れが起こらない可能性があります。

 

 

 

<障害歴のある神経の圧迫と牽引について>

ですが、先ほどの研究では障害歴のある神経の圧迫や牽引は痛み・痺れを誘発する結果となりました。

つまり、神経になんらかの損傷などがあれば痺れや痛みが生じる可能性があります。

それは摩擦や組織の虚血などが影響する可能性が考えられます。

 

 

 

<結合組織 fascia>

そこで結合組織(fascia)の概念が重要となって来ます。

結合組織というのは組織と組織を結合している線維であり、筋膜・皮膚・脂肪体・支帯・腱・靭帯・関節包・骨膜・骨間膜・神経上膜・神経周膜・血管などの周囲の組織に存在しています。

これらの結合組織が虚血や変性を起こすと滑走性に問題が生じ痛みへと繋がります。

 

 

 

<膝窩動脈の重要性>

そこで必要となるのが膝窩動脈の評価と治療をすることです。

なぜならこの膝窩動脈の走行を見て見ると、非常に摩擦が強い場所にあり、かつ神経に近い場所であり痛みを感受しやすい走行になっています。

なので、この膝窩動脈の周囲の結合組織の異常によって、組織の滑走性が低下し痛みを生じさせる可能性が大いにあります。

 

 

 

<やっていただきたいこと>

  • 膝窩動脈をエコーで確認しその滑走性や周囲の組織の硬さを確認してください。
  • 次に膝窩動脈に圧迫を加えて痛い動作をしてもらってください。(疼痛誘発動作)
  • 痛みが軽減すればその部位の治療をしてください。

 

 

 

<まとめ>

血管周囲にも痛みの原因となりうる結合組織が存在しています。

特に膝でいうと膝窩動脈を評価してみてください

 

動画はこちら

 

最後までブログをご覧いただきありがとうございました。

臨床研究部門

ー脇本竜次

 

 

 

 

 

 

 

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著者

臨床研究部門

『慢性疼痛の治療方法の確立と証明』そのために今ある技術をより体系化していき、科学的な根拠のある技術にしていきます。当協会の評価・治療テクニックを用いることで、人体にどのようなことが起こっているのかを解き明かしていきます。

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