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  • 2018年3月14日

肩こりに重要なある運動療法について

 

 

 

 

 

 

from 脇本竜次

京都の会議室から、、、

 

 

<運動療法がなぜ必要なのか?>

痛みには筋硬結や組織間の癒着による滑走不全などそういった原因以外に、運動不足による影響によって疼痛が出現している場合がありまう。

ある研究では廃用や不活動に伴う身体活動量の減少は疹痛の持続・増悪因子のひとつとして周知されるようになったと思います。1)

つまり、痛みに改善していくためには、見逃してはいけない観点です。

 

 

 

<各国のガイドライン>

各国のガイドラインでは、運動療法は急性痛に対する活動継続、慢性痛に対する活動再開・促進のために強く推奨されています。1)

世界的に見ても、急性痛に限らず慢性痛にもエビデンスレベルの高い効果が実証されています。

 

 

 

<肩こりとストレス>

肩こりのストレスについての関係性が明らかになっています。2)

様々な研究で肩こりは運動器系の問題だけではなく、こういったストレスの影響があることがわかってきています。

なので、単純に徒手療法だけでは痛みが改善しないことが可能性としてあります。

 

 

 

<ストレスを軽減する運動とは?>

ストレスに有意な効果を示す運動療法は呼吸法が有効であると言われています。

呼吸法は緊張や不安を緩和する作用がある3)と言われており、その運動が腹式呼吸です。

 

 

 

<なぜ腹式呼吸が有用なのか?>

腹式呼吸の効果を検証した研究があります。

心拍変動と状態不安尺度を指標に検証した結果、副交感神経活動が有意に増加し、状態不安が有意に減少したたと言われています。

つまり、腹式呼吸によって不安及び交感神経が抑制され、ストレスからくる痛みの原因に対して改善を図れる可能性があります。

かつ効果的な呼吸のリズムとしては、吸息 2 秒-止息1秒-呼息4秒がより効果的であると言われています。4)

患者様に運動療法を行う際には、このリズムで行なっていただければと思います。

 

 

 

<まとめ>

肩こりに有効な運動療法は腹式呼吸が有効です。

 

 

 

<参考文献>

1)運動療法による疹痛修飾機能への影響.城由起子,松原貴子.PAIN RE SEARCH 32(2017)246-251

 

2)篠崎哲也,大沢敏久,堤智史,他.肩凝りの病態と治療. 肩こりの病態-アンケート調査より.臨整外 2007; 42: 409-12.

 

3)Brown RP, Gerbarg PL. Sudarshan Kriya Yogic breathing in the treatment of stress, anxiety, and depression. Part II-Clinical applications and guidelines. J Altern Complement Med 2005; 11: 711‒ 7.

 

動画はこちら

 

最後までブログをご覧いただきありがとうございました。

ー脇本竜次

 

 

 

 

 

 

 

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著者

臨床研究部門

『慢性疼痛の治療方法の確立と証明』そのために今ある技術をより体系化していき、科学的な根拠のある技術にしていきます。当協会の評価・治療テクニックを用いることで、人体にどのようなことが起こっているのかを解き明かしていきます。

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