- 2015年4月12日
⑧ 大腰筋と腰痛
From 藤井 翔悟
そもそもあまり腰痛の治療経験がないという方っていうのは
今日から話していく内容というのがすごく役に立つのではないかなぁと思います。
腰痛で診るべき鉄板の筋肉を紹介していきます。
これです。大腰筋。 出たか。これ。
っていうふうに思うかもしれないんですけど、
はじめての方っていうのはこの知識をしっかりと持ってください。
なぜ大腰筋が腰痛と関連があるのかを
理解していない人が多すぎます。
大腰筋のせいで腰痛になるということ自体が
知識として持っていない人がそもそも多すぎます。
特にリハビリセラピストは。
僕はずっと現場に出ていたのでわかるんですけど、
この筋肉を診ずに腰痛治療は根本的に始まらないですね。
それくらい大事な筋肉ですので、まだ知らない方は必ず調べてください。
大腰筋を関連づけて考えていく時に、
どういう風に考えるのかというと、
これなんですよ。トリーガーポイント。
トリガーポイントの知識が大事になってくるんですよ。
トリガーポイントがそもそも何かというと筋の硬結です、硬さ、コリです。
トリガーポイントがあると人間の体は痛みを出すんですね。
局所の循環障害や疼痛誘発物質が局所に
うっ滞しているとかいろんな表現はできるんですけども。
大腰筋っていうのはトリガーポイントの本を読んで頂ければすぐにわかるんですけど、
大腰筋は股関節の小転子に付着しているだとか、
解剖の図でお腹側の絵を載せているイメージがあるかもしれないですが、
そのイメージがあるとお腹側の筋肉なのになんで腰?
と思うかもしれないですけども、それは大きな間違いです。
人間の体の水平断、水平面の断面図で見ると
大腰筋は背中側に付いている筋肉です。
起立筋や腰方形筋の後ろに付いているので、
決してお腹側の筋肉かと言われたら、そうではないです。
腰部の筋肉だと考えてください。
なので、まずは大腰筋は腰の筋肉という認識を持ってください。
あとはトリガーポイント本を読んで頂ければわかるんですけれども、
大腰筋は背中側の筋肉だから、大腰筋が硬くなり腰が痛くなる。
ちょうどストレートなんですけど。そのせいで腰が痛くなる人はたくさんいますね。
僕自身も昔腰痛持ちだったんですが、これでした。
大腰筋。 大腰筋の触診の仕方が分からずに、
僕はこの腰痛いのなんとかならんかなと
ストレッチとか色々やってたんですけど、
大腰筋の硬さが取れたら、それ以後僕の腰痛は治ってしまいました。
大腰筋の触診が出来ないだとか腰痛の原因になっていることを
事実として知らない人が多すぎます。
痛みをよく見られる現場にいるあなたなので、
これを知っていないとダメだと思います。
トリガーポイントの書籍の大腰筋のところを見てください。
腰痛の原因ってたくさん書いてあるんで。
書籍を紹介するのであれば、「誰にでもできるトリガーポイントの治し方」
がオススメですね。
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