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  • 2020年10月26日

すみません、「顎関節症」って改善できますか?

 


From 医療研究チーム

 

 

いつもお世話になっています。
医療研究チームです。

 

 

今回皆さんに”顎関節症”
テーマに話したいと思います。

 

 

いきなりですが・・・
あなたは「顎関節症」を
改善できますか?

 

 

、、、、、、、

 

 

もしあなたが

 

 

顎関節症を
治す自信がない…

 

 

そもそも顎関節症を
みたことがない…

 

 

顎関節じたい
なんだかわからない…

 

 

これらに1つでも
当てはまるなら、、、

 

 

今すぐこちらをご覧ください。

 

 

顎関節症をご存知ですか?

 

 

まず、顎関節(Temporomandibular joint:TMJ)は、
関節突起が側頭骨の下顎骨に緩やかに適合する関節です。

 

 

この関節が、”ズレる”あるいは筋や関節の機能障害を
”顎関節症”と呼んでいます。

 

 

”顎関節症治療の指針2018”では、
顎関節の雑音や痛みなどを自覚している方の
割合は20〜40歳代が顕著とされています。

 

 

理由としては、咀嚼回数の減少や偏食、
パソコン作業などの不良姿勢などが考えられています。

 

 

また、”徳洲新聞ダイジェスト”では、顎関節症は推定1900万人
患者がいるとされ、男性よりも女性に多く見られる疾患
だと言われています。

 

 

この数字を見て皆さんはどう思いますか?

 

 

日本人の10人に1人が掛かっている
いわゆる国民病の一つと捉えてもいいと思います。

 

 

そんな顎関節症ですが
私たちセラピストに関係はあるのでしょうか?

 

 

見逃せない
顎関節の症状

 

 

顎関節症は、高確率で”痛み””関節音”
見られます。

 

 

また、多くの方に頭痛や関連痛など
二次的な症状を見られ、顎関節を調整するだけで
これらの症状が治まった例があります。

 

 

そのため、顎関節に何らかの障害が生じているので
あれば、セラピストは見て見ぬ振りでなく
治療をする必要があります。

 

 

また、顎関節症には
様々な分類があります。

 

 

ここでは、あえてお伝えしませんが
セラピストが多く介入するのは
Ⅰ型とⅡ型です。

 

 

”咀嚼筋痛障害(1型)”は、咀嚼筋痛とそれによる
機能障害を主徴候とするもので主症状としては
筋痛、運動痛、運動障害があるとされています。

 

 

筋筋膜痛の発生機序は、
抹消の筋肉における侵害受容機構、
中枢における疼痛感受機構
痛みに対するコーピング能力(対処能力)が関連すると言われています。

 

 

”顎関節痛障害(Ⅱ型)”は、顎関節痛とそれによる
機能障害を主徴候とするもので、顎関節円板障害、
変形性顎関節症によって顎運動時の顎関節痛や
顎運動障害が惹起された病態です。

 

 

滑膜、円板後部組織、関節靭帯(主に外側靭帯)、
関節包であり、それらの炎症や損傷によって生じる言われています。

 

 

まずは、どの時に痛むのか?時期は?
歯列の位置は?どういった姿勢か?など
一つ一つ評価をすることから始めましょう!

 

 

現代医学の
顎関節症の治療

 

 

顎関節症の治療は、
主に、バイトプレーンのように口の中に
装置を入れるスプリント療法です。

 

 

これは、顎関節部を安静にして、
咀嚼筋群の緊張・弛緩を正常な
状態に戻すことを目的に行います。

 

 

他にも消炎鎮痛剤などの薬物療法や
冷湿布などの冷却法などが用いられています。

 

 

ですが、ほとんどの方が
あまり効果を実感されず
頭痛やめまい、継続した痛みなどを誘発されています。

 

 

近年では、理学療法やマッサージなど
直接、筋・筋膜を緩ませ、適切な関節可動域訓練などが
望ましいと言われています。

 

 

しかし、顎関節症の治療法は、
とにかくエビデンスが少ないです!!

 

 

近年では、ネットやテレビ特集で、
”頭痛は顎関節症を治療すれば治る”

 

 

などと言われていますが、
顎関節症を治療しても
全身の色々な病気も改善するという
質の高い論文はありません

 

 

頭痛だから顎関節症の治療をするなどは
あまり良くないのかも知れませんね。

 

 

では、私たちは顎関節症に対して
どう治療すればいいのか?

 

 

筋・筋膜を利用した
顎関節症に対する治療法

 

 

筋膜は、全体として身体の全てと
密接な結合をしています。

 

 

この筋膜組織どうしの異常な癒着が生じると、
筋膜とその深部にある筋組織が滑り合う性質や
運動性を低下させ、円滑な運動や姿勢の保持を制限します。

 

 

顎関節症では、顎関節の炎症、筋スパズム、
疼痛など偏った筋活動などに加え、
頭部や頸部のアライメント不良、異常姿勢、
習慣的姿勢パターン、など種々の原因で筋膜の機能異常をきたします。

 

 

これらの機能異常の結果として、
顎関節に関与する筋膜の短縮や癒着
活動性の低下、循環不全、などを
生じさせると考えられています⁶⁾。

 

 

筋膜のねじれをもとに戻し、
筋と筋の間もしくは、筋と他の構成物の間の可動性を改善し、
正常に機能できるように助けるのが治療の目的です。

 

 

深筋膜の制限を穏やかにリリースすることは、
筋や血管、神経などへの異常な圧の軽減、
疼痛の軽減、動きや機能の量と質の改善などを可能とします²⁾。

 

 

だから、筋・筋膜を利用することで
顎関節症に有効な手段であると考えられています。

 

 

では、実際の症例を踏まえて考えてみましょう!

 

 

=====================

 

 

20歳代後半女性。

 

 

小さい時から顎関節症と
診断を受けていました。

 

 

きっかけは、歯医者に行って顎に合わせ
歯を抜いたことから始まったそうです。

 

 

 

 

その後、顎に違和感が残り、
常に痛みが走るようになりました。

 

 

突如最悪の事態が、彼女があくびをした際に
ガクッと顎に強烈な痛みを感じ
すぐに病院へ行きました。

 

 

お医者さんからは顎関節症と診断を受け、
顎を動かさないようにと固定をされ、
数週間食事制限となりました。

 

 

しかし、固定を外しても生活ではガクッと
なることが多く、痛みを感じる日々が続きました。

 

 

病院や歯医者に行っても
普段の生活に気をつけることや
固定をすることを強く勧められました。

 

 

学校が忙しくなるにつれ、
病院や歯医者に行くことが減り
普段の日常でなるべく大きく
口を開けるなどは控えました。

 

 

ですが、社会人になってから
ますます顎関節が酷く痛み
どうしても耐えられなくなりました。

 

 

そんなある日
会社の先輩から
治療院を紹介されました。

 

 

その先生は、
”顎を動かさなすぎても問題だね”
と驚きの発言をされました。

 

 

最初は治療院を疑っていましたが
たった3回の治療で驚くことに
ほとんど痛みがなくなりました。

 

 

痛みが無くなったこともあり
今ではストレスなく食べたいものを
美味しく食べることができています。

 

 

=================

 

 

どうだったでしょうか?

 

 

これは、僕が治療を行った患者さんです。

 

 

実は、顎関節症を治療することは
最近増えています。

 

 

ここでは、評価や治療を
全てお伝えしたいですが、
その中でも重要なことを厳選しました。

 

 

ぜひ、臨床で活用してみてください!

 

 

私が今回行なった治療テクニックは、

 

 

胸鎖乳突筋リリーステクニック

 

 

ここでは、筋膜路線である
スーパーフィシャル・フロント・ライン(SFL)
で考えた方がイメージしやすいです。

 

 

このラインは、足背から頭蓋側面まで、
身体の前面全体を接続しています。

 

 

作用としては、内臓を保護することや
後ろの筋膜(SBL)と協調的に働くために
前屈などに作用します。

 

 

SFLに関連する一般的な姿勢代償パターンは、
頭部前方位姿勢である。

 

 

このSFLの一部に”胸鎖乳突筋”
関連しています。

 

 

胸鎖乳突筋は、胸骨や鎖骨を記始に持ち、
側頭骨の乳様突起に停止します。

 

 

顎関節症は、この乳様突起付近に
強く硬結を引き起こし
筋攣縮などによる痛みに繋がります。

 

 

ここを治療するだけでも
大幅に痛みの改善に繋がります。

 

 

まず、① 仰臥位でリラックスします。

 

 

次に、② 一方の手で胸骨筋を触診し、

 

 

③ 片方の手で乳様突起に手を添えます。

 

 

②に対して振動刺激を繰り返し行い
圧痛が消えるまで実施すれば治療終了です。

 

 

ぜひ、効果が期待できるので
やってみて下さい。

 

 

最後に

 

 

顎関節症には”生活指導”も大切です。

 

 

顎関節症の治療と再発防止には、
自己管理が大切だと言われています。

 

 

ここでは、二つのお勧めを紹介します。

 

 

まず一つ目は、顎関節の安静位を指導することです。

 

 

唇を閉じ、上下の歯はやや離し、
舌は前歯の後方で硬口蓋に軽く触れます。

 

 

呼吸法としては横隔膜呼吸で
鼻で呼吸をさせることもポイントの一つです。

 

 

次に、顎の安静を図るために
固い食物をとったり、大開口をしないこと、
ガム咀嚼の禁止を指導します。

 

 

顎関節に対して負担を取るのは得策ではありません。

 

 

しっかり指導することで効果が倍にもなるので
適切にアドバイスをしましょう!

 

 

ぜひ、参考にしてみてください!

 

 

ー医療研究チーム

 

 

 

 

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参考文献

1)後藤基誉,他:開口制限を伴う顎関節症患者に対するJog-manipulation technique
の短期的治療効果-ランダム化比較試験による評価-,日顎誌,J,jpa,Soc,TMJ22(2),2010.
2)竹井仁:Myofascial Relaseによるアプローチの概要,マニュピレーション,2000.
3)杉崎正志,他:顎関節症における加圧疼痛閾値の臨床評価,日顎誌,J,jpa,Soc,1993.
4)岡永覚:顎関節症の理学療法に対する私見,顎咬合誌,第22巻,2001.

5)宮島智房,他:顎関節症における関連症状についての臨床的観察,日顎誌,J,jpa,Soc,1992.
6)三好憲裕,他:顎関節症の治療方針の検討および顎関節症V型3例について,心身歯,第3巻,1988.
7)上野正:顎関節症の病因と治療,昭歯誌,pp121-130,1983.
8)竹井仁:顎関節症の理学療法Ⅱ,理学療法学,pp49-54,2000.

 

 

 

 

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