- 2015年11月4日
「この筋のつながり」を使えば、圧迫骨折の伸展時の疼痛とサヨナラできます。
「圧迫骨折の伸展動作の疼痛緩和」とは?
圧迫骨折の方で
やはり伸展がキモですよね。
予後を左右するのも、
この伸展なのですよ。
退院後も痛みが残るのは、
回復期でどれだけ伸展動作ができたかです。
なので、
回復期のリハビリの重要性は高いですよ。
同時にプレッシャーでもありますよね、、
今日はそんな方に
耳寄りな情報をお伝えいたします。
その伸展動作の痛みに変化の起こせる筋のお話をさせて頂きます。
これで脊柱起立筋とかゆーたら、
わらけるけど、
違いますよ、、
ずばり答えからいうと、
「頭板状筋」です。
まさか、
首ねー、、、
首と腰ってつながりが深いんですよ。
それはなぜか。
いまからお話します。
一応おさらいで
頭板状筋の筋のつき方は、
起始:下位5頚椎の項靱帯、上位2胸椎の棘突起
停止:側頭骨の乳様突起と後頭骨の上項線の外側部
とついていて、
役割としては、
頭部を伸展、頭部の回旋、頭部の側屈
といったところが教科書的なところです。
頭板状筋と聞くとなにをイメージしますか?
あまり聞きなれない方も多いのではないでしょうか、、
まあ臨床としては
ここカッチカチな人がほとんどですよ。
それはなぜか。
高齢者の姿勢がそうさせるからです。
高齢の方って頸部を屈曲・頭部を伸展の姿勢を
とるじゃないですか。
なので、
ここは姿勢の影響を受けやすい部位です。
ではなぜ、
ここが伸展動作に関連するのか
今言った通り
姿勢の影響を思いっきり受ける部位ってのが
まず1点
そして、
圧迫骨折で折れる部位って腰椎やと思いますが、
腰椎と頚椎って構造的な類似点があり、
こういった部位は筋も類似していて、
関連が深いんですよ。
なにが言いたいかといいますと、
つまり
腰の痛みを改善するためには、
首を見ないといけないってことです。
そこから痛みの原因となることが多いからに
他なりません。
ここがストレスをうけると
バックラインで
脊柱にも影響を受けるので
ここを治療の対象に選択してください。
圧迫骨折だからと
痛い患部の脊柱起立筋ばかりに目がいきがちですが、
以外と違う部位に原因が隠されています。
圧迫骨折において、
頸部のストレスに対しての疼痛治療は重要だと思います。
なので、
こういった知識を
もっと使って
臨床の幅を広めていってください。
ぼくはそんな視点をもって
患者さんの治療に臨んでます。
今日もここまで読んで頂きありがとうございます。
次週はまた脊柱圧迫骨折について。
お伝えしていきたいと思います。
本日もブログを読んでいただきありがとうございました。。。
日本疼痛リハビリテーション協会 東海支部 長村 充
PS
もしこれが、あなたが手に入れたかった情報だとしたら・・・
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