- 2015年9月16日
この新しい発見で、圧迫骨折の伸展時の痛みがどうかわったのか?
「脊柱伸展の促通 part3」とは?
圧迫骨折の方で
脊柱伸展の促通はほぼほぼしますよね。
つまり伸展動作時の痛みで難渋する方いらっしゃいませんか?
今日はそんな方に
耳寄りな情報をお伝えいたします。
圧迫骨折の方を
想像してみて下さい
まず圧迫骨折を呈していくと、
椎体自体の前方圧壊が進み
なーんもしないと
どんどんと上部体幹から頭部にかけて前方へ変異していきますよね。
そんななかみなさん行うと思いますが、
体幹伸展の運動療法をやられるとおもいます。
例えば
上肢の挙上訓練
立ち上がり訓練
はたまた肩甲骨の内転運動、歩行訓練など
そんなことをしていると
患者さん痛みを訴えませんか?
こんなときみなさんならどうしますか?
とりあえず腰いたがっているし、
休憩、
ぼくが1年目のときは運動療法しか持ち合わせていなかったので、
そんな臨床でした。
ただいまは違います。
よっしゃなんとかしてやろうって気持ちが強いです。
しかも離れた部位の筋で
っていってもほんまかいなというところなので、
まず答えからいいますが、
ずばり
「足底筋」
です。
んー足部??
脊柱起立筋の促通でしょ?
と思われがちですが、
実は足底筋で伸展のときの痛みが緩和します。
それはなぜか。
いまからお話します。
この筋は
アナトミートレインとして
バックラインに属します。
よく足つぼマッサージみたいにやると
痛い人と気持ちいい人とわかれると思いますが、
足部です。
足底から下腿三頭筋へと連結そこから
ハムスト、脊柱起立筋・・・
てな具合に連結します。
なのでこの
「足底筋」を
調整する意義は幅広いと思います。
みなさん足底筋ときくと
なにをイメージしますか?
ぼくはぱっと出てくるのが、
足のアーチの構成
つまり扁平足
ってイメージが強いですね。
圧迫骨折だからと
背部の筋ばかりに目がいきがちですが、
足部から影響はアーチの低下で必ずあります。
姿勢でここが著名に影響を受けているので
必ずみてみて下さい。
一応おさらいで
足底筋の筋のつき方は、
起始:踵骨
停止:足底筋膜
とついていて、
役割としては、
足部の底屈といったところが教科書的なところです。
臨床としては
足関節を底屈しっぱなしは困るわけで、
ここからモーメントを前に前に進めてしまうんですが
なので、
前にいってしまっては圧迫骨折ではいかんのですよ。
冒頭に話した通り椎体のつぶれ具合から
後ろの伸展方向へシフトしていかないといけないです。
つまり体幹を伸展した際の痛みの原因がここにあることがよくあります。
なので、
ぜひここを調節してあげて下さい。
圧迫骨折においては、
姿勢の影響が多々あり、
このような機能障害はほぼ間違いなくおこると思います。
筋をラインの全体性で考えると、
なかなかに短縮しているケース
多々あり、
ぜひぜひ足部もみてみて下さい。
圧迫骨折において、
伸展のストレスに対しての疼痛治療は重要だと思います。
なので、
こういった知識を
もっと使って
臨床の幅を広めていってください。
僕たちセラピストが、
患者さんを救っていくというマインドセットし、
臨床で困っている人を助けていきましょう。
ぼくはそんな視点をもって
患者さんの治療に臨んでます。
今日もここまで読んで頂きありがとうございます。
次週はまた脊柱圧迫骨折について。
お伝えしていきたいと思います。
本日もブログを読んでいただきありがとうございました。。。
日本疼痛リハビリテーション協会 東海支部 長村 充
PS
もしこれが、あなたが手に入れたかった情報だとしたら・・・
どうぞお読みください。
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