- 2015年9月30日
これで圧迫骨折のベット上でのいざり動作時の痛みをすばやく緩和できます。
「ベット上でのいざり動作時の疼痛緩和」とは?
圧迫骨折の方で
ベット上でいざったりしませんか?
いざるっていうのかな、、
ちょっとよこにずれる?
まあどちらでもいいや。
このときに
圧迫骨折で腰いたいひと結構いませんか?
今日はそんな方に
耳寄りな情報をお伝えいたします。
いざり動作を想像してみて下さい。
お尻あげませんか?
もしくは上肢で代償していざりません?
そんなときみなさんはどう対応してますか?
お尻上げは負担がかかるので、
やめましょうっていうんですか?
これが仮に受傷2、3ヶ月ほどの方で
こんなやったらどうしますか?
骨の影響はだいぶ減ってますよね。
ひたすら骨が癒合するだとうと信じて
お祈りしてますか?
はたまた運動療法すれば治ると信じて
無視して運動を続けますか?
果たして結果はどうでしょうか?
おそらく痛みは変わらず
退院を迎えるのではないでしょうか?
では痛みをどうしたらいいか。
ずばり
「大胸筋」
にアプローチしてみて下さい。
これで臥位でのいざりの動作が変わります。
それはなぜか。
いまからお話します。
一応おさらいで
大胸筋の筋のつき方は、
起始:鎖骨、胸骨、第1〜6肋軟骨、腹直筋
停止:上腕骨の大結節稜
とついていて、
役割としては、
肩関節の屈曲、内転、内旋といったところが教科書的なところです。
大胸筋と聞くとなにをイメージしますか?
ぼくは
ボディービルダーとか、
ジムで鍛えているゴリゴリで
ベンチプレス100kgあげている 人を想像します、、、
まあ臨床としては
アウター筋の代表格ですよね。よくマヒの人ががっちがちになるところです。
インナーが使えてないひともここかたまりがちですよね。
でなぜ、ここがそのいざりに関連するのか
冒頭でも話したように
いざり動作って分割すると、
臀部の離床 ー
つまりブリッジ動作のパターンか
ベット柵を持って
上肢の屈筋優位でのパターン
ってなりませんか?
なにが言いたいかといいますと、
もうおわかりですよね。
つまり
上肢をつかっているわけですよ。
なのでそこから痛みがでます。
なのでこの
ストレスをうけている上肢を治療してあげて下さい。
もう少し解剖学にお話しすると
アナトミートレインのファンクショナルラインっていう部分で
複合運動の際の関連要因があるっていうところです。
圧迫骨折だからと
痛い患部の脊柱起立筋ばかりに目がいきがちですが、
こんなふうにベットのいざり動作をしている場面をみたら
必ずみてみて下さい。
いつもお話しするように
部分で捉えるのでなく筋をラインの全体性で考えると、
なかなかに短縮しているケース多々あり、
上肢もみてみて下さい
圧迫骨折において、
上肢のストレスに対しての疼痛治療は重要だと思います。
なので、
こういった知識を
もっと使って
臨床の幅を広めていってください。
ぼくはそんな視点をもって
患者さんの治療に臨んでます。
今日もここまで読んで頂きありがとうございます。
次週はまた脊柱圧迫骨折について。
お伝えしていきたいと思います。
本日もブログを読んでいただきありがとうございました。。。
日本疼痛リハビリテーション協会 東海支部 長村 充
PS
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