- 2015年7月22日
あなたは勉強しすぎて、圧迫骨折の痛みをとれずにいませんか?
「圧迫骨折の伸展に有効な筋とは?」
圧迫骨折の方で
体幹とくに伸展筋群を促通しますよね。
以前にもお話したとおり、
体幹の伸筋群はその後の予後を左右する上で、
重要ですよというお話はさせてもらったと思います。
例えば、
純粋な体幹の伸展動作だとか、
上肢の挙上訓練だとか、
骨盤の前後傾の動きを誘導して、
体幹の伸展筋群を促通すると
思うのですが、、、
いずれの動作も、
圧迫骨折の患者さんには、
しんどい動作だと思うんですよ。
上肢を挙上する際、
腰が痛い人結構いませんか?
骨癒合はまあまあおちつきはじめているのに、
骨がくっついていないから、
負担がかかるのかなと思いますよね。
でも自主訓練とかで
指導する人も少なからずいるのではないでしょうか。
こんなときって最初は痛みのない範囲でやりましょう・・・
とか指導するやないっすか.
痛みがあるため危険信号として
とめると思うのですが、
いやいやいや・・・
この痛みなんとかなりますから。
それが、
この筋です。
「後頭下筋群」
です。
ほー頸か、、
と思われる方も少なからずだと思いますが、
すっごい腰部の痛みと、
頚部の痛みって関連深いんですよ。
なぜか?
まず首の構造
頚椎と腰椎って似てません?
前弯
前・後ろ・横ともに筋肉で覆われる。
かつ
神経の出処がある、
運動方向も首と体幹って似ていませんか?
こういう類似するとこって、
筋肉の構造もにているんですよ。
なので、
腰が痛いって人がいたら、
まずは首をみたりします。
たとえば
大腰筋と斜角筋とか、
よーく走行をイメージするとにていたりしませんか?
ほかにも多裂筋と今回の後頭下筋群とか、
なので、
腰が悪い = 首も悪い
という方程式が成り立つ。
結果
腰がわるいけども、
首もみる
といった行為に走ります。
なので後頭下筋群から、
脊柱起立筋・多裂筋そして
体幹の伸展
姿勢の改善へ
姿勢による予後として、
伸展筋群が低下すると
脊柱の構造上、
生理的湾曲が減少し、
椎間板への圧力が分散しず、
1点に負担がかかる危険があります。
なので、
その後の患者さんの生活を考えると、
痛みなく退院後、
はたまたずっと痛みのない生活を送ってもらいたいなと思います。
そのために、
脊柱起立筋など
体幹伸展の促通が必要なんですよ。
そこで、
後頭下筋群はいうと、
パッとおもいつくのが、
首の伸展などの痛みのかだと思います、
ほかにもそこにある神経とかも
考えると、
大後頭神経や、
小後頭神経などの出処なので、
目や鼻にも影響が出たりします。
今回は脊柱圧迫骨折の方にフォーカスしてお話ししていきます。
後頭下筋群を調整すると、
姿勢がよくなる。
具体的には立位の際の
体幹の伸展が増える。
プラス
体幹の回旋が増えます。
なぜか?
後頭下筋の筋の走行をイメージしてみましょうか。
筋の起始停止から
起始:C2の棘突起
停止:後頭骨の下項線付近に付着
と筋がついていて、
インナーマッスルとして、
頭部の回旋や、
頭部の後屈に働いています。
なので頭部の位置、
の微調整ですよ。
頭部は歩く動作や、
立った姿勢、
動作の初めに活動する場ですね。
よく片麻痺の方でもここ調整しますよ。
バランスをとる上ではここがポイントです。
また背筋を促通もできますので、
背筋運動のエビデンスとしては、
退院後の椎体の圧潰変形進行も抑止効果があったと認められております。
なので、
背筋を促通する上で
ここを調整した上で、
その後の生活につなげてみて下さい。
僕たちセラピストが、
患者さんが本来もっている機能を引き出して、
その方の未来までも
僕たちがみていく姿勢で臨みましょう。
ぼくはそんな視点をもって
患者さんの治療に臨んでます。
今日もここまで読んで頂きありがとうございます。
次週はまた脊柱圧迫骨折について。
お伝えしていきたいと思います。
本日もブログを読んでいただきありがとうございました。。。
日本疼痛リハビリテーション協会 東海支部 長村 充
PS
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