- 2015年10月30日
以外とみられていない首の痛みと胸骨の関係とは?
From 前野真一郎
デスクより
本日は首の痛みについて
考えようと思います。
頸部疾患の方へのアプローチって
どこをみていけばいいか
難しくはないでしょうか?
特に頸部伸展の痛みで
後頭下関節や椎間関節を
調整しても変化が出ない…
という方が多い印象です。
こういう場合、
問題が頸部後面ではなく
前面にあることが多いです。
それがなぜかを考えていくと
胸部・頸部の位置と筋膜ラインに
関係がありました。
体側面から見て、頸部の位置が
胸部よりやや前方にある場合だと
体表面を走行する筋膜ラインに
問題があることが多いです。
このラインが何になるかというと
SFL(スーパーフィシャルフロントライン)です。
大腿四頭筋や腹直筋や胸鎖乳突筋などの
体表の筋がこれに含まれます。
首が胸部より前に位置していると
猫背傾向に姿勢がもっていかれるので
このSFLの筋膜ラインは短縮位となり
緊張障害が起こってしまいます。
そして、
首を前方へ引っ張る部分が何なのかというと
SFLに含まれる胸骨筋・胸鎖乳突筋です。
首伸展痛があって、
首が胸より前方位置にある場合は
この前方位置を修正する必要があります。
この原因を改善させるには
胸骨筋・胸鎖乳突筋の
連結部分の調整が必要です。
この調整には付着部の
胸骨を調整していきます。
そして効率的に
胸骨を調整するには
ある部分を使うのですが…
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最後までご覧いただき
ありがとうございました!
-JPR協会 関西支部
前野真一郎
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