- 2015年9月8日
もし、足底腱膜炎の方が来たらどうしますか?
From 山野井 孝志
前回は足底腱膜炎ぽい痛みが
後脛骨筋で変わったよと
お伝えいたしました。
なんで後脛骨筋で変わるのかな?
というところに僕なりの考えを
お伝えしようかと思います。
足底腱膜炎を患う方の多くに
扁平足があると思います。
この方も扁平足ぎみでした。
扁平足になると
足底腱膜は伸ばされるので
テンションが上がります。
そうすると
外側足底神経が圧迫されて
痛みが出る方や
付着部に痛みが出る方が
いると思います。
ひどいと骨棘なんかができる方がいます
そんな扁平足ですが
後脛骨筋が関係していることが多いです。
後脛骨筋に硬結があり
筋自体が短縮してしまうと
回内状態で歩行することになります。
そうすると小趾側で歩行を続けるため
その結果自重で外反していきます。
そうすると後脛骨筋に負担がかかり
足底腱膜も伸ばされて機能しなくなります。
そして扁平足になり
そのまま歩行することで
神経圧迫したり
付着部に負担をかけたりします。
そこで痛みが出るわけです。
これが僕なりに考える
足底腱膜炎のメカニズムかなと
思います。
なので後脛骨筋の硬結を取り除き
長さを出してあげれば
徐々にアライメントが戻るので
扁平足も改善されて
痛みが減るわけです。
そんな感じで後脛骨筋に
アプローチしてみてください。
できれば評価をしてからの方が
いいと思います。
原因でもないのにアプローチしても
意味がないので・・・
それでは今日はこの辺で失礼いたします
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
JPR協会関東支部長の山野井
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