- 2015年9月29日
腰椎分離症で体幹回旋時痛を5分で取る方法
From 山野井 孝志
分離症の方っていうのは進行してくると
椎体と椎弓が分離しているわけですから
体幹を支える軸としての機能があまりありません。
軸がなければ回旋動作はうまくできません。
そこで機能しない軸を補強するのが
筋であったり筋膜だったりします。
筋も普段とは違う用途で使われるため
だいたいの方はバランスが崩れていきます。
主に作用するのは大腰筋ですが
ここが頑張りすぎると脊柱自体の前弯が強くなるので
脊柱の可動域を制限したり、
分離している椎体を前に押し出したりします。
なのでここの圧を下げることが重要になっていきます。
もう一つ重要になってくるのが
アウターマッスルです。
人体の大黒柱が機能しなければ
周りの梁や柱に負担がかかっていきます。
特に捻るような回旋の動作は
モロに影響を受けます。
そんな時に診ていただきたいのが
「広背筋」です。
体幹の後面から側面を覆っている広背筋ですが
アウターではここに負担がかかっていきます。
広背筋は骨盤から上腕までつくので
上半身と下半身の動きのバランスを
整える役目があります。
なので分離症のような全身のバランスが
崩れているような方を診る上では欠かせません。
もし回旋時に痛みがあったり
回旋動作がでない方はここを調整してみてください。
それでは今日はこの辺で失礼いたします
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
JPR協会関東支部長の山野井
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