From 山野井 孝志
 

さて分離症について
連日書かせていただいておりますが
 

なぜ分離症の治療を
僕らセラピストがするのか？
 

それは整形外科など病院で行われる処置って
コルセットや痛み止めを
渡されるだけだったりしませんか？
 

果たしてそれは治療と言えるのでしょうか？
 

腰椎が分離しているからといって
何もできない訳ではありません。
 

ちゃんと痛みの原因となる部位は
あるのでそこに対してしっかりと
アプローチできれば疼痛治療はできます。
 

という訳で本日も
また一つ疼痛治療におけるヒントを
あなたにお伝えいたします。
 

「前鋸筋」です。
 

昨日に引き続き肩甲骨周りですが
この筋も大胸筋と一緒で
肩甲骨を外方に牽引します。
 

 
骨盤周りを治療して
どうにも変わらない方なんていうのは
こっちに原因がある事が多いです。
 

 
前鋸筋が原因となる方は
猫背みたいな姿勢の方に多いです。
 

 
ここが緊張する事によって
脊柱のアライメントが崩れ
 

分離しているところに過負荷をかけて
痛みを出す場合もありますし
 

筋膜を牽引して痛みを作る場合がありますので
ここを治療してですね
 

骨格のアライメントや
筋膜のバランスをとることによって
 

疼痛治療をしていきます。
 

という訳でですね
痛みの原因となるヒントとして
「前鋸筋」を新たに加えていただいてですね
 

今担当している患者さんの治療に
役立ててください。
 

それでは今日はこの辺で失礼いたします
 

最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
 

 
PS.あらゆる痛みに対応できるセラピストを目指すあなたへ