- 2015年8月4日
足底の痛みを患部以外から治す方法
まずは足底筋膜炎についてですが、
文字通り足底筋膜の炎症です。
踵から指の付け根に張っている
薄い筋膜に過度のストレスがかかり
踵や土踏まずあたりに
痛みが走ることが多いです。
今回の患者さんは高校生の女の子でした。
イベントか何かの手伝いで何日間か
長時間立っていることが多く
痛み出したようです。
痛みの出ているところは
ちょうど土踏まずのところでした。
早速疼痛誘発動作で
評価します。
まずは①大臀筋
少し痛くないそうです。
次に②大腰筋
これは変化なし。
続けて③腸骨筋
だいぶ痛みが取れたようです。
しかしまだ残るみたいでした。
そして最後に評価したのが
④後脛骨筋です。
ここに疼痛誘発動作をかけた時が
一番痛みが取れました。
④後脛骨筋を評価した理由は、
まずは③腸骨筋で変化が出たこと、
これはディープフロントラインの
つながりです。
そして④後脛骨筋自体が
足底に停止するというところです。
原因がわかったので後は緩めるだけです。
変化のあった①・③・④を治療しました。
治療後歩いてもらうと
ほぼ痛みは取れていました。
というわけで
みなさんも足底筋膜炎のような
症状が来たら
今回評価したような場所を
治療してみると
よくなるかもしれません。
それでは今日はこの辺で失礼いたします。
最後までおつきあいいただき
ありがとうございました。
JPR協会関東支部長の山野井
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