- 2026年6月29日
センターラインと脳腸軸で変わる体:末梢の痛みと痺れを根本から見つめ直す

センターラインと脳腸軸で変わる体:末梢の痛みと痺れを根本から見つめ直す
藤井翔悟が語る、現代の痛みにアプローチする治療の真髄
その全貌はこちら👇
僕たちの「アナトミーライン完全攻略ブック」がYouTubeの概要欄から無料で手に入ります。今回は、動画で紹介している治療の具体的なアプローチについて深く掘り下げていきたいと思います。
動画では、まず被験者の方の背中の硬さを確認することから始まりました。僕たちは、仙骨や脊柱といった身体の「センターライン」と呼ばれる軸を整えるだけで、末梢の痛みや痺れが取れると話しています。その具体的なやり方をお見せしました。
身体の「軸」を整える:センターラインアプローチ

センターラインの調整は、まず頸椎の1番から始まります。後頭骨と頸椎の1番の関節の周囲を動かし、頸椎1番から4番、さらに5番、6番、7番へと順に調整を進めていきます。動画では、頸椎の調整では小円筋との繋がりも活用すると話しています。
次に、下の胸椎の調整に入ります。胸椎は胸腰筋膜との関連が深く、腋窩から胸腰筋膜を動かすことでリリースを促します。さらに、大腿筋膜張筋と中殿筋の繋がり、仙腸関節や骨盤の動きをハムストリングスや坐骨結節を使って整えていきます。
下腿からの影響も無視できません。足関節の背屈を促しながら、アキレス腱や優先(※動画中の発言ママ)のポイント、母趾の影響を使って調整します。これらの調整によって、被験者の方の身体は軽くなり、痛みもなく、可動域が大きく改善される様子が動画では示されました。特に、ふくらはぎの硬さが背中の硬さにも関係していると話しています。
「センターラインを整えるとね、人間軸がばって変わるんで、はい、通りました。」
脳と腸の深い繋がり:脳腸軸の調整

動画のレベル3では、内臓、頭蓋、脳が痛みや痺れにどれだけ影響しているかというテーマに移ります。まず、乳酸菌を摂取してもらい、腸の状態を整えることから始めました。お腹の硬さや頭の重さ、頭の膜の動きなどを確認した上で、調整に入ります。
小腸の腸間膜根の硬さを取り、動きを出すことで、被験者の方のほっぺたの骨や目の形が変化する様子が観察されました。次に、頸静脈孔と呼ばれる首の後ろにある迷走神経が司る神経連結と腸の繋がりをリリースすることで、脳全体がリリースされると話しています。
さらに、目の影響を取るために蝶形骨、篩骨、下顎骨のずれを調整し、蝶形後頭結合を直すことで軸を通します。これらの調整により、お腹の硬さが取れて温かくなり、副交感神経が優位になることで、深い部分から身体が緩むと説明されています。現代の重症例では、脳や腸からアプローチし、副交感神経優位な体を作ることが重要だと話しています。
「なんでセンターライン整えると勝手に末梢の痛みとか凝りとか取れちゃうんですよ、人間の体って。」
治療の奥深さ:オーダーメイドアプローチと基礎の重要性
僕たちの治療は、筋膜の繋がりを使ったリリース(レベル1)、センターラインのずれを直す中心軸の調整(レベル2)、そして脳と腸を整える脳腸軸の調整(レベル3)を組み合わせています。これにより、ほとんどの痛みが取れると話しています。
しかし、最も重要なのは、患者さん一人ひとりの体を触診し、その反応を見て触る場所を変える「オーダーメイド」のアプローチです。個人の体の繋がりを理解し、それを元に戻すことが結果を出す上で不可欠だと強調しています。テンプレ通りの治療では結果が出にくいと話しています。
特に、基礎となるレベル1の技術、つまり大腰筋や広背筋といった基礎的な筋肉や筋膜を適切にリリースできること、そして触診がずれないことが重要です。骨標本をブラインドで触れるレベルで解剖学的部位を理解し、目で見たものと手の感覚を一致させる練習が、キャリアの初期には不可欠だと語っています。
「人間の体はこうやってずれてるって理論はなくて、先生独自の個人をオーダーメイドで見て直してあげないと絶対結果って出ないんですよ。」
痛みにアプローチする生活習慣:水と食事の力

痛みの改善には、水分摂取が極めて重要だと話しています。筋膜は血管から栄養され、痛みは血中のプロスタグランジンなどの物質によって誘発されます。これらの物質を尿として排出する能力が不可欠であり、1日に2.5〜3.5リットルの水を飲むことを推奨しています。水分摂取量が少ないと改善に時間がかかると指摘しています。
また、炎症を抑える食事も重要です。動画では、市販の痛み止めを長期服用することの腎臓や胃腸へのダメージに触れ、副作用のない「天然の薬」を自分で作ることの重要性を説いています。特に、抗炎症作用と鎮痛効果が強い食べ物のナンバーワンとしてセロリを挙げています。
セロリは食べるのではなく、コールドプレスジュースとして適切な容量(350〜500ml)を毎日3ヶ月間摂取することを推奨しています。動画で紹介された患者グループの統計では、50人中約4割の人がセロリジュースだけで痛みが軽減したと話しています。セロリの有効成分を新鮮な状態で摂取することがポイントです。
「痛いって言ったらやっぱり、そういう風なロキソニンだったりとかバファリンみたいなものが処方される、もしくは、あの、薬局から買うってあるんですけど、あれを長期的に服用すると、腎臓とか胃腸にダメージがものすごく多いんですね。」
– 藤井翔悟
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著者

日本疼痛リハビリテーション協会 代表
腰をはじめとした身体の痛みに対して、これまでに類を見ない施術方 法を考案、それを学び実践している医療従事者は世界中で10万人を 超える。学会発表や研究にも意欲的に取り組み、その手技は改善率 の高さから業界に旋風を起こしている。芸能人やスポーツ選手からの 依頼が殺到し、その確かな結果が評判を呼んでいる。また自身が主 催するサミットには800人以上の医師や医療従事者が参加。アメリカ、 スイス、カナダからも受講生が来日するほどである。ボランティア活動にも意欲的に取り組んでおり、医療が浸透していない地域に出向き、 医師や医療機関と連携して高品質な施術を無償で提供している。海 外でも普及活動を行い、その活動が評価されオランダ政治家との対 談やアメリカの医師から推薦文をもらうほどである。日本で最も有名 な治療家であり実力者。
書籍:痛みが消える魔法の腰痛学 PHP研究所
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