- 2015年8月7日
⑮ あなたは膝OAの痛みと距骨下関節の関係を知っていますか?
From 藤井 翔悟
今日も膝の痛みにかなり関連が深い筋肉っていうのを
あなたにお伝えさせてもらいます。
まあ考え方っていうのはまあ、
いつもこの典型的な膝O脚の骨盤後傾、
距骨下関節回外、臀筋短縮位で仙腸関節開いてるとかね、
あと胸椎後湾が強くてみたいな感じになっていくんですけども、
まあこういった典型的なアライメントを呈するんですよね。
でこれを崩していくこと自体が膝の痛みをとるポイントになります。
まあ、これはどういうことになっているかっていうと、
結局その同じところばっかりで軟骨すり減るとか
よく言うじゃないですか。
簡単にいったらね。
同じところで荷重してしまっているので、荷重面を変えていく
全身のまあ運動連鎖だったりとか筋膜の繋がりだったりとかを
考えてその利用してですね荷重面を変えていくっていう形で
意識してください。
膝の痛みっていうのはあのー膝の痛みっていうのは
荷重時痛が僕たちのメインの阻害因子になるじゃないですか。
階段昇るときもそう、歩いててもそうで歩いてて
膝が痛くて歩けなくなるっていうのは
結局荷重時痛がメインになってくるので
まあ、アライメントを崩して荷重面を変えていくっていうのが
治療のスタンダードな考え方になってきます。
今日はまた筋肉一つ
あなたにすごく膝の痛みに関連が深いポイントになる筋肉を
お伝えさせてもらいます。
それが、これです、
後脛骨筋です。
この筋肉あのー筋肉の作用思い出していただきたいんですけども、
うち返しなんですようち返し方向にですね、
まあ作用するような筋肉じゃないですか、
足関節に対して何が膝OAの人と関連があるか?
っていうとこなんですけど、
ここのまあ要は距骨下関節です。
距骨下関節っていうのはどうなっているかっていうと
回外位なんですよ。
回外位なんで内返しなんですよ。
この筋肉が絶対タイトになってます。
常にこの筋肉によって姿勢を制御するために
ギュッギュッギュッていうように、
解放されるようになってますから、
後脛骨筋関連のディープフロントラインだったりだとか、
内側の深層の筋肉っていうのがタイトになります。
この後脛骨筋のラインの筋膜の繋がりが硬くなって
膝の痛みっていうパターンがよくよくありますので、
後脛骨筋っていう筋肉をですね緩めてください単純に。
緩めていただけると要はもう硬くなっていますから、
ずっと収縮しすぎてそれを崩すだけで痛みが減るっていうのが、
多々ありますので、
ここをぜひとも攻めていただければなと僕は思っております。
後脛骨筋の触診が慣れておられへん方が多いと思うんで、
まず触診をしっかりしてください。
疼痛誘発動作をできる方、
疼痛誘発動作をしてみて目の前の患者さんがどうかを
評価してみてですねあの後脛骨筋を狙って
治療していただければですね、
きっと今のあなたの膝OAの患者さんまあやっぱ痛みですよね。
歩行時痛とか階段昇降時の痛みの改善に
役立つのかなと思っておりますので、
ぜひともこの距骨下関節を操作していくっていう。
筋肉を使っていくってな感じのイメージでやっていただければなあと思います。
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