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  • 2020年4月2日

なぜ、内臓治療が必要か?

 

いつもお世話になっています。
医療研究チームです。

 

突然ですが…

 

あなたの臨床で
こんなことを考えないですか?

 

・どうしても痛みを取り除けない…

・治療法はわかっても理屈がわからない…

・もう少し深く知りたいけど教わる先生がいない…

 

そんなあなたのために
今回は”内臓治療”についてお話します。

 

なぜ、私たちが普段の臨床で
内臓治療を行うのか?

 

これを読めば理解されると思います。

 

ぜひ、最後まで読んでみて下さいね。

 

なぜ、内臓治療を行うのか?

 

結論から言いますと
”内臓治療で症状が緩和”する
症例が多くいるからです。

 

徒手治療は世界的にも広く知られています。
例えば、マッサージやリラクゼーションなどがそうです。

 

しかし、近年ではエビデンス(根拠)に基づいた
治療でないと受け入れない傾向が見られ始めました。

 

その場で痛みが無くなった、身体が軽くなった、
以前と何か違うなど抽象的な発言は信用性が欠けると不評です。

 

ですが、多くの治療家セラピストは、
なぜ良くなったのか?を追求できず
結果が良ければ良いという風習が
根強く残っているのが実情です

 

では、今回話しをする内臓治療もそうなのか?

 

内臓から生じる疼痛

 

「お腹が痛くなった」「胃がキリキリする」など
誰もが一度は経験したことはないでしょうか?

 

そんな症状を多留は、一定の内臓に病変があると、
そのインパルスは求心路に伝わり、脊髄を介して、
遠心路に伝わり、体壁(血管)の一定部位に反応を
現わす一様式を内臓体壁反射と位置付けています¹⁾。

 

つまり、内臓に何らかの異常があると
体表に痛みを出して異常を知らせています。

 

これは諸説ありますが、一番有力な点においては
自律神経に対して侵害性刺激や深部刺激などといった
あらゆる感覚から交感神経、副交感神経の反応を介して
臓器や体表に変化が生じることです。

 

簡単にいうと、痛みがあると心拍数は上がり、
交感神経が優位になります。

 

この痛みは、皮膚や内臓も同じで”痛い”と
感じれば交感神経は優位になります。

 

つまり、皮膚でも内臓でも感覚として近く
その痛みは脊髄に送られ脳に行き渡り、
皮膚や内臓に”痛い”という信号を送っています。

 

反対に心地よい刺激に対しては
同様に副交感神経が優位に働きます。

 

 

ほとんどの臓器において
副交感神経が機能した時に
身体を守るから身体を整える状態へ
変化する働きを見せます。

 

そのため、副交感神経優位では、
内臓周囲にもある抹消血管が柔らかく太くなり、
筋肉が緩みやすく可動域や痛みが消失しやすくなります。

 

これにおいては、
書籍が多々あり西洋医学にとっては
当たり前の事実となっています。

 

つまり、今回お伝えする内臓治療では
日常生活でのストレスから生じる
過剰な筋・筋膜の収縮や内臓などの動きを正常に整える
ために内臓体壁反射を応用して臓器を整えることに特化した
治療法をだということです。

 

また、この治療法の最大のポイントとしては
反射点を使った治療です。

 

一つ一つの臓器は筋・筋膜、腹膜、胸膜など
様々な膜同士で互いに連結し合っています。

 

 

このポイントを使うことで
副交感神経が優位に機能しやすく
さらに緩みやすい効果が得られます。

 

まだまだエビデンスは少ないですが、
私たちが効果を立証し、
皆様に根拠のあるデータを今後お伝えできればと思います。

 

ぜひ、学んでくださいね。

 

徒手でも
内臓治療は可能なのか?

 

いくら筋・筋膜性の調整を行っても
痛みを拭いきれない患者は多く存在しています。

 

その場合、多くは筋・筋膜性でなく
内臓などの深部に影響が出ていると考えられています。

 

先ほども伝えた自律神経の乱れは、
臓器から表面に来るケースは研究上証明されています。

 

そのこともあり治療対象部位は内臓へ
フォーカスしないといけません。

 

では実際に内臓を治療することができるのか?

 

答えはシンプルにできます。

 

あまり意識が向けられていませんが、
内臓も平滑筋といった筋肉です。

 

筋肉などの骨格筋と違って
意識して収縮することは難しいですが、
自律神経系が関与することで
収縮や弛緩を繰り返すことができる筋肉です。

 

また、それぞれ部位ごとに場所や位置に関しては
西洋医学が紐解いていますので
それらの場所さえ理解すれば内臓は自ずと反応します。

 

 

例えば、心臓に対してアプローチをするのであれば
胸の鼓動や拍動などを意識し患者が暖かい温もりを感じるだけでも、
皮膚感覚から脊髄へ信号が送られ、さらに脳へ伝達されると
大脳辺縁系や扁桃体などが活性化し落ち着いてもいいんだという形で
副交感神経が優位に機能します。

 

そのため、過剰に収縮していた血管が拡張され、
平滑筋である筋も緩みやすく本来の収縮頻度や負担のない
臓器へ近づこうと臓器自身が反応しやすくなります。

 

ここで間違っていけないのはあくまで臓器の機能を
自律神経系にのっとって整えるだけです。

 

例えば、がん患者のがんが治せるか?

 

そうではありません。

 

人が持っているホメオスタシスなどを活用し、
異常な部分を正常に近づけるためのあくまでサポートです。

 

ですが、このサポートが過剰に収縮していたことで
痛み繋がって場所が落ち着きを見せ、
疼痛が消失するケースが生まれます。

 

結果として、徒手でも内臓治療は
行うことができるということです。

 

内臓治療を行うための
3つのポイント

 

まず一つ目に
臓器の役割、位置を正確に覚える

 

二つ目に
力は入れず患者さんがリラックス
できる状態で触診する

 

三つ目に
呼吸を整え患者さんにも意識してもらう

 

まずは、この3つから行うことをお勧めします。
何度も解剖学の教科書を開いて
理解し、より多くの方に対して
内臓治療を行ってみて下さい。

 

きっと変化がわかってきます。

 

ここで、僕たちが
実際に内臓治療を行って
変化があった症例についてお話します。

 

====================

 

20歳代女性の腰痛に対して
内臓治療を行いました。

 

この方は、低学年から体操やピアノを習い
中学、高校と吹奏楽で活躍をしていた方です。

 

もともと腰痛や肩こりで
病院に行っては湿布やロキソニンを
もらうなどして痛みに耐えていました。

 

整体院に行っても効果はあまりなく
仕方がないと諦めていた方です。

 

今回、知り合いの方に治療院を
紹介してもらい治療を受けることになりました。

 

私がしたのは、問診と内臓治療
この2つです。

 

その結果、彼女は痛みがなくなり
身体が楽になったと笑顔が溢れていました。

 

 

=====================

 

この方に行った内臓治療は、
肝臓→胆嚢→膵臓→胃→脾臓→子宮です。

 

中でも今回は、
”肝臓の治療”についてお話します。

 

実は、肝臓には痛みを感じる神経などはありません。

 

それを知るにはまず、解剖学を知る必要があります。

 

肝臓の大部分は、右季肋部から心窩部にかけて位置しており、
一部は左季肋部に及んでいます。

 

上面は鎌状靭帯によって横隔膜に固定され、
下面は十二指腸、右腎臓、右副腎、横行結腸、胃に接しています。

 

肝臓の大部分は胸郭によって覆われているので
触診で触れないことが多い場所です。

 

肝臓は、体重の約1/50を占める人体で最大の臓器であり、
成人の約1200〜1500gです。

 

肝臓の栄養血管は肝動脈と門脈であり、
二重支配を受けており、消化管や脾臓からの
静脈血が門脈に流入し、酸素や吸収した栄養素を
肝臓に供給⁸⁾しています。

 

つまり、大きく、様々な臓器と経由しており
負担がかかりやすい場所だと言えます。

 

そのため、”沈黙の臓器”として知れ渡り、
限界を迎えるため働き続ける臓器です。

 

ですが、肝臓の周りが痛いと訴える方は多くいます。
よく言われている関連痛が原因だと言われています。

 

関連痛は、神経の”勘違い”によって起こると考えられている。

 

これを見分けられることも
セラピストとして大切なことだと認識してください。

 

肝臓リリーステクニック

 

まず最初に患者さんは①仰臥位
リラックスした姿勢をとります。

 

次にセラピストの右手で…

 

と話を続けたいですが、

ここからはJPR協会が行なっている

アドバンスコースを受講した方が

学べる内容となっています。

 

ぜひ、興味がある方は参加してみて下さい。

 

最後に

 

正直にお話すると
私はそれほど凄いことをしていません。

 

ですが、この方でも感じるように
内臓が原因の痛みは必ずあると思います。

 

内臓治療をしたことがない
なんだか胡散臭いなど

 

いろんな人の意見もあると思いますが

何より一度試すことから始めて下さい!

いつでも僕たちがサポートします。

また臨床頑張ってきて下さい!

 

ー医療研究チーム

 

参考文献

1)多留淳文:内臓体壁反射について-石川教授父子の功績-,日本東洋医学雑誌,第51巻第4号,PP533-562,2001.
2)田畑泰彦:自然治癒力を高める医療「再生医療」-再生治療と再生研究-,薬剤学,74(3)PP202-208,2014.
3)藤田紘一郎:こころとからだの免疫学-腸内細菌の働きを中心に-,心身健康科学,8巻2号,2012.
4)科学技術未来戦略ワークショップ報告書,恒常性維持解明に関する研究推進,
5)Brody H:Mind over medicine.Psychology Today,33(4),2000,pp61~67.
6)高橋将文:自然免疫と自己免疫疾患,日本内科学会雑誌105巻4号,2016.
7)鈴木克彦:運動と免疫,日本補完代賛医療学誌,第1誌,第1号,2004,PP31~40.
8)梅本英司,他:リンパ球の動態制御と免疫監視,Jpn,J,Clin,Immunol,29(6)PP359~371,2006.

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