From　藤井翔悟
京都市の自宅デスクより、、、

われわれ理学療法士は
エビデンスに基づいて
理学療法を提供します。

けれども
2019年現在

50肩（肩関節周囲炎）に対する
明確なエビデンスはないんです。
↓

推奨グレードはC
(科学的根拠がない)
だったと思います。

事実
こんな報告があります。

50肩の患者さんに
理学療法をやると…

5割が改善したが
4割は夜間時痛が残存した。

さらに33％は
理学療法によって
悪化したとあります。

このように理学療法をやっても
必ずしもよくなるわけではない。

しかも論文では
これ以上はないんです。

なので僕自身
臨床3年目まで

肩関節周囲炎の論文を
たくさん読みました。

でも結局
「え、エビデンスないじゃん。」
みたいな、、、

だから
セラバンドのエクササイズやっても
あまり効果はなかったんです。

さらにマイクロや動作訓練
筋力強化訓練をしても

よくなるとは限らない、、、

こうゆうのが
肩関節周囲炎の謎というか
むずかしいところでした。

本当に苦労しました。

でもそのあと
独自でいろいろ勉強して
ある視点を見つけました。

そして今では
50肩の痛みを改善できる…
そんなふうになれました。

ただし、これも
僕個人の見解です。

エビデンスがあるかと言われたら
ないです。

けれども臨床で効果が出ているので
今後エビデンスになっていくに違いない。

そう
思っております。

ではさっそく
50肩を改善するために必要な
ある視点についてお話しましょう。

その
ある視点とは？
↓

-藤井翔悟

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著者

日本疼痛リハビリテーション協会 代表
腰をはじめとした身体の痛みに対して、これまでに類を見ない施術方 法を考案、それを学び実践している医療従事者は世界中で10万人を 超える。学会発表や研究にも意欲的に取り組み、その手技は改善率 の高さから業界に旋風を起こしている。芸能人やスポーツ選手からの 依頼が殺到し、その確かな結果が評判を呼んでいる。また自身が主 催するサミットには800人以上の医師や医療従事者が参加。アメリカ、 スイス、カナダからも受講生が来日するほどである。ボランティア活動にも意欲的に取り組んでおり、医療が浸透していない地域に出向き、 医師や医療機関と連携して高品質な施術を無償で提供している。海 外でも普及活動を行い、その活動が評価されオランダ政治家との対 談やアメリカの医師から推薦文をもらうほどである。日本で最も有名 な治療家であり実力者。
書籍：痛みが消える魔法の腰痛学　PHP研究所
　　　禁じられた治療法　　　　　ギャラクシーブックス