- 2015年7月1日
㉒ 「頭頂骨」の触診さえできれば、もっと簡単に頭痛は消せます!
From 藤井翔悟
本日は、
肩こりからくる頭痛に対するアプローチや
治療のアイデアをお伝えしようと思います。
仕事で上肢を使ってくるから肩がこってくるというのは、
使いすぎで筋の滑走性が悪くなり、
過負荷によって疲労へとつながる筋筋膜性の原因ということです。
この筋筋膜性由来の頭痛を訴えられる方というのは
すごく多くて特に女性が多い印象です。
頭痛を定期的に訴えられたり、
体力的にしんどくなって頭痛を訴えられる方というのは
この筋膜性の頭痛というのに深く関わってきます。
この頭痛というのは僕たちセラピストの施術によりその場で取れます。
そして、この肩こりからくる頭痛に対するポイントを
一つお伝えさせていただきます。
そのやっていただきたいポイントというのが頭頂骨です。
この頭頂骨が頭痛の方には大事なポイントとなります。
なぜなら、膜のつながりの頂点に達する所であり、
この頂点の硬さがとれると頭蓋全体が緩くなり、
頭蓋骨に付着している前頭筋や側頭筋、咀嚼筋なども緩まります。
そして、この頭頂骨を調整する際に狙うポイントが矢状縫合です。
この頭頂骨をつなぎとめている部分の動きを出す事で頭痛が改善できます。
頭痛が取りきれないとおっしゃる方が多いのですが、
最後の締めに頭頂骨をリリースしていくことで
頭痛が取りきれるケースがすごく多いので、
ここを狙うという視点やアイデアを持っていただけると
改善のヒントになるのではと思います。
ただ、頭蓋骨を触られる先生方は少ないと思いますので、
まずは解剖の図で頭頂骨を確認してください。
確認していただくと矢状縫合がどのようなものかがわかりますので、
そこをリリースしていくということをしていただけると思います。
そして、リリースをかけていく方法をお伝えさせていただきます。
ポイントは2つの頭頂骨を外側へ引き離すイメージで力を加えてください。
開いていくようなイメージですね。
このような形で頭頂骨をリリースしていっていただくことで、
頭痛の方へ効きますし、喜んでもらえる事と思います。
是非、この方法を頭痛の治療のヒントとしてお試し頂ければと思います。
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