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  • 2020年6月4日

肩こりのメカニズム

 

From 医療研究チーム

 

 

国民の7割が悩む
”肩こり…

 

 

今回は
そのメカニズム”と
治療法について

 

 

お話しています。

 

 

肩が凝ったら
あなたはどうしますか?

 

 

湿布やマグネット
あるいは飲み薬…

 

 

おそらくこんな感じでは
ないでしょうか。

 

 

これは
日本だけに限らず
海外でも主流です。

 

 

でも残念ながら

 

 

このような治療法では
肩こりは改善しません。

 

 

では
私たちセラピストは

 

 

”肩こり”に
どう向き合えばいいのか?

 

 

この動画を見れば
きっとあなたの治療は
大きく変わるでしょう。

 

 

ぜひ、最後まで
ご覧ください。

 

実は、”肩こり”は、
正式な医学的病名ではありません。

 

そのため、一般的な”肩こり”は、
「後頭部から肩、肩甲部にかけての筋肉の緊張を
中心とする不快感、違和感、鈍痛など」と言われているが
明確な定義がないのが現状です。

 

平成19年の国民生活基礎調査によれば、
肩こりは女性の訴える症状の第1位、
男性では2位とされています。

 

これを見ても、
国民的な疾患だと誰でもわかります。

 

ですが、実際肩こりは、国民的な疾患にも関わらず
論文や研究は意外にもあまり多くありません。

 

そもそも”肩こり”と呼ばれるように
なったのはごく最近のことです。

 

「明治20年代〜40年代にかけて肩が凝るという
言葉が広まり、それを夏目漱石が小説”門”の一説で
”指で押してみると、首と肩の継目”の
少し中へ寄った局部が石のように凝っていた”」と
表現したのが有名な話です。

 

ちなみに、私たちが当たり前に使っている
”肩がこる”は、日本独自の言い方であり
欧米では、Stiff Neckと言い方の違いがあります。

 

言い方は違えど、日本のみでなく近代化が進んだ
世界各国では、パソコンの普及やスマホの使用化など
”肩こり”に悩む人は大勢いることがわかります。

 

では、どんな人に
肩こりが生じやすいのでしょうか?

 

詳しく見ていきます。

 

肩こりになりやすい人?

 

インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチによると
男性に比べて女性の方が2割近く”肩こり”を
罹患しているデータが出ています。

 

その要因としては、
一般的に体型的な要素で女性は男性よりも首が長く細く
なで肩と言われ、体型が問題だと重視されているからです。

 

そのため頭部を支えるために頸−肩部の
筋肉が必要以上に負荷がかかり
筋肉が硬直しやすくなり、
血液やリンパの流れが悪くなりやすいと考えられています。

 

また、体質的な問題を考えると
女性は男性よりも冷え性が多い
言われています。

 

これは女性の方が筋肉量が少なく
基礎代謝も低いことも要因の一つだと
推察されています。

 

また、肩こりは、都市化や運動不足などでストレスが増強し、
肩こりを訴える人が増えたなどストレスが原因だと
考える論文もあります。

 

ストレスは、自律神経系の乱れが生じ、
血管内の収縮・弛緩機能を正常より
逸脱させ、筋肉に疲労を起こしやすいことが
挙げられています。

 

そもそも肩こりは
なぜ生じるのか?

 

次で、詳しく話していきます。

 

なぜ、肩こりが生じるのか?

 

結論から言うと
”筋攣縮”が生じているからです。

 

”筋攣縮”と聞いて更に
わからなくなった方が多いと思います。

 

その”筋攣縮”についてお話しします。

 

筋攣縮とは、
筋肉が痙攣(スパズム)した状態を意味し、
同時に血管にもスパズムが生じていることを指します。

 

これは、脊髄反射を基盤とし、運動神経による
活動電位が高ぶることで筋肉の血管は圧迫され、
虚血(必要量の血液が行き渡らない状態)が生じる
と言われています。

 

その結果、血液循環が滞り、筋細胞は徐々に変性し、
その過程で発痛物質(ブラジキニン、プロスタグランジンなど)
を放散します。

 

だから、”血流が滞りやすい低血圧症”の方や
”運動不足などで血液循環が悪い人”、”ストレスが
生じることで自律神経系のバランスが乱れ
血管の収縮が上手く調整できない”など多くの肩が
肩こりで悩んでしまうのです。

 

また、2足直立歩行で歩けるようになった
ヒトは、頭部を垂直位に保持するようになりました。

 

頭部の重さは平均で身体の約10%ほどの
重さがあり、重量として大きくあります。

 

これが長期的な姿勢により、
周りの組織や筋肉が過剰に収縮することで
血液が虚血を引き起こし、痛みに繋がります。

 

そのため、セラピストは身体の構造を知る上で
”姿勢”にも着目し、どこに負担が生じているのか?
を的確に評価することが大切だと言うことです。

 

まとめると、

 

① ”肩こり”の原因は、筋攣縮が生じている

 

② 長期的な姿勢が過剰収縮を招き
筋肉内での虚血を引き起こし悪化

 

③ 解剖学のみでなく、”姿勢”を評価し
負担となる部位を探す

 

ことが肩こりの原因を追求していけると
思います。

 

では、どんな治療を行えば
肩こりは改善するのか?

 

症例を踏まえてお伝えしていきます。

 

======================

 

30歳代男性

 

激しい頭痛と肩こりに踏まえ
首が回らなくなり、当院へ受診する。

 

主訴としては、肩が痛い、首が回らないと
訴えがありました。

 

日中のデスクワークに踏まえ、
在宅でもゲームやパソコンなど
一日中前かがみの姿勢を行っています。

 

触診を行なっても、僧帽筋や肩甲挙筋などの
筋肉に硬結を引き起こし、可動域制限にも繋がっています。

 

このようなケースの場合は、
とにかく”姿勢”に注意することと
治療では、”筋攣縮”を改善させることがポイントです。

 

この二つを解消すれば、
首の可動域も改善され、
疼痛がほぼ消失することもできます。

 

では、実際どういった治療を行ったのか?

 

詳しく話していきます。

 

======================

 

まず、先ほども話したように
肩こりの原因は”筋攣縮”だと言われています。

 

その”筋攣縮”はどうすれば改善するのでしょうか?

 

基本的な方法としては、
反復的に筋収縮を行うと、
筋ポンプ作用により筋肉の血液循環や
リンパ液還流を促通するため
筋内浮腫の改善とともに発痛関連物資の除去に有効とされています。

 

また、筋攣縮は、圧痛所見を認めるが、
軽い反復性等尺性収縮を繰り返し行うことで、
徐々に圧痛が軽減するとともに
筋緊張も低下する様子が見られると報告されています。

 

つまり、反復的な収縮が効果的という
データが見られます。

 

軟部組織の中でも特に筋肉は、
可動域制限や疼痛発症の要因となりやすい場所です。

 

今回のケースでは、
大きく2つの治療法を行い
改善に繋がりました。

 

今回は、その1つを紹介します。

 

肩甲胸郭リリーステクニック

 

なぜ、肩甲胸郭関節なのか?

 

ほとんどの肩こりを呈している方は、
肩甲骨と胸郭の運動が制限されやすいです。

 

これに関しては、先ほども話した”筋攣縮”にも
繋がりますが、主に筋・筋膜系の問題だと考えています。

 

一方が硬くなると繋がっている筋繊維が硬くなり
それが列車のように繋がった影響で本来なら動くはずの
関節が制限を引き起こす結果となっているからです。

 

今回の治療法としては、順に行った方がわかりやすいので
詳しくステップごとに説明していきます。

 

<ステップ1>

 

肩甲骨の後退筋(菱形筋・僧帽筋中部・下部線維)を確認する。

 

先ほども話したように
肩こりを罹患している多くの場合
この部位で筋攣縮を引き起こしています。

 

このケースになると
脊柱の運動も制限されているため、
体幹の回旋の評価を行ってもいいです。

 

まずは、
この後退筋の筋攣縮を改善することをします。

 

治療としては、端座位で実施します。

 

方法としては、一方で菱形筋を触診し
もう一方で上腕三頭筋を把持します。

 

上腕三頭筋の停止付近に押圧を加え
圧痛がなくなるまで実施します。

 

菱形筋が少しずつ緩むことを確認しながら
実施していくことがポイントです。

 

<ステップ2>

 

鎖骨の運動を確認しましょう。

 

肩甲骨の前方牽引では、
鎖骨の運動は、胸鎖関節を軸にして
鎖骨の骨頭を前に出します

 

鎖骨の運動がなければ、
鎖骨の可動性を改善することを行います。

 

※ 胸鎖関節の可動範囲(=鎖骨の運動)は、

挙上45°・下制5°(矢状軸)、屈曲15°・伸展15°(垂直軸)、

後方回旋50°(前額軸)での動きです。

 

<ステップ3>

 

前鋸筋の運動を確認しましょう。

 

前鋸筋は、唯一肩甲骨を前方牽引する筋肉です。

 

肩甲骨が後退している場合は、
ほぼ筋短縮あるいは萎縮しているケースがあります。

 

そのため、この前鋸筋の運動を促通しても
肩甲骨の前方牽引へ繋がります。

 

この3つのステップを行い
肩甲骨の内側から肩甲骨を剥がすことを
行えば、肩甲骨の運動は促通され、
筋攣縮の改善にも繋がりやすいです。

 

難しいと思いますが、
ぜひチャレンジしてみてください。

 

最後に

 

一つ疑問が残ります…

 

関節が柔らかくても肩こりがある人って
いるのではないですか?

 

最後に少し触れておきます。

 

関節が柔らかい定義は、
筋肉の柔軟性や関節可動域が適度だと言われています。

 

また、可動域の制限を越えるような場面に
遭遇しても直ちにそれを制御するだけの
筋力がある状態のことを指します。

 

そのため、関節が柔らかいのに
肩こりが生じている!と思われる方は
実は、関節が”ゆるい”かもしれません。

 

関節がゆるいと筋肉の柔軟性や関節可動域が過度であり、
また可動域の制限を越えるような
場面に遭遇しても直ちにそれを制御するだけの
十分な筋力がない状態を指します。

 

そのため、関節がゆるい人は適切なタイミングで
筋肉を収縮させる学習も治療として
必要だとおもいます。

 

これを読んでくれた
あなたに少しでもお役に立てれば幸いです。

 

 

ー医療研究チーム

 

 

 

 

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参考文献

1)佐々木和郎:肩凝りの定義およびメカニズム,全日本鍼灸学会雑誌,44巻4号,1994.
2)松本元成,他:肩こりと身体アライメントとに関連はあるか?-肩甲骨、肋骨、骨盤に着目して-,理学療法学,2014.
3)内田誠也,他:肩の筋硬度計測による肩こりの評価に関する検討,心身医学,1120-1132,2011.
4)竹内武昭,他:ストレス自覚度ならび社会生活指標が腰痛・関連痛、肩こりに及ぼす影響,心身医,47:103:109,2007.
5)竹井仁:姿勢の評価と治療アプローチ,脊髄外科,VOL.27 NO.2,2013.
6)Thomas W Myers:アナトミートレイン-徒手運動療法のための筋筋膜経線-,第3版,医学書院,2016,pp172-178.
7)林典雄:等尺性収縮を用いた肩関節ROM訓練,理学療法学17(5):485−489,1990.
8)財前知典:肩こりは「もんでも治らない」という驚きの真実-ストレッチや筋トレが逆効果になることも-,東洋経済,2019.

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