- 2015年9月4日
このつながりを知らずして頚椎症の伸展時の痛みを治せますか?
頸椎症の痛み治療における
悩みの解決とは ずばり、
「横隔膜」です。
横隔膜は 膜といってますが筋です.
これも言い出したらきりがないですが,
起始停止をみてみると体の中核に位置してますよね.
ついているところも
脊柱の腰椎のL1~L4から肋骨第7~12,剣状突起につきます.
主には吸気の際に横隔膜は下制し,胸郭を拡張します。
と 教科書的な働きはこんなところとして
臨床では 首の伸展とかに作用します。
起始停止から考えると脊柱につきますよね.
つまり脊柱の動きに変化がおこるわけです 。
横隔膜がかたくなって腰椎の可動であったり
ほかにも肋骨についているので
そこでの肋椎関節の動きが制限されたり
なので
おもには伸展の変化がなかなかいい感じにできると思います.
いつもお伝えしますが 筋を一部で考えるのではなく
全体として考えると
脊柱から頚椎へと動きが連動していくっていう
イメージなんとなく伝わりますかね.
なので 体の一箇所でも硬結部位とかできていると
そこからつまって体がなにかしらの異常がおこります.
こういった視点をひとつもっておくと
頚椎症といっても横隔膜の硬さはどうなのかなとか 体の前面の硬さはどうかなとか考えます.
これはつながりを知っているからこそです.
またほかにも
横隔膜の予備知識としては
インナーマッスルを構成する要素なので 働かせたい場合は
ここの機能をしっかりアプローチすべきです.
意外と治せなかった痛みがここにあるのかもしれません。
とりきれない痛みの原因が実は、、、
っていうこともなきにしもあらずです。
ここも忘れずに 治療の展開にもっていくのも おもしろいと思います。
僕の臨床で出会う方はこれで たっくさん変化がおこっているので、
みなさんも試してみて下さい。
今日はこんな話で終わります。
みなさんも是非試してみてみてください。
きっと痛みの治せない原因がそこにあるかもしれません。
次回も 痛みに関してまた お伝えしていきたいと思います。
本日もブログを読んでいただきありがとうございました。。。
日本疼痛リハビリテーション協会 東海支部 長村 充
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どうぞお読みください。
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