- 2015年8月31日
頸椎症の治療で臀筋にアプローチするのは私だけですか?
From 山野井 孝志
なるべく患部を触らずに
治療したい方って少なくないと思います。
その方が痛みが取れる場合も
結構あります。
僕の臨床でも患部より離れた部位に
原因があることの方が多いです。
そんな中でも
メジャーなのが
「大臀筋」です。
結構ここで変わること多いですよ?
臀筋ってアナトミートレインで見ても
いろんな筋膜のつながりの中に
入っていますし
なにより頸椎症の方って
結構座ってる時間が長い方
多くないですか?
臀筋っていうのは
ただでさえ使用頻度が高い
筋だど思います。
寝ている時以外は
ずっと使っていると思います。
その中でも「座る」って言うのは
臀筋にかかる負担がとても多いですよ。
そんな負担のかかりやすい
臀筋ですが、
ここと筋膜のつながりで
連動して硬結ができる
筋があります。
「僧帽筋」です。
機能や位置的関係から見ても
類似するところが多いです。
同じような形状の
関節についていたり
表面積の広い
アウターマッスルだったり
類似点は多々あります。
そういった筋は
繋がっていることが多いです。
そういった場合
僧帽筋の筋硬結は
臀筋からきている場合が多いです。
ですので、僧帽筋の筋硬結を
触診しながら、
臀筋の筋硬結を緩めてみてください。
そうすると、
僧帽筋も一緒に緩んできます。
わざわざ僧帽筋を
マッサージしなくても
緩めることが可能ですし
僧帽筋を直でマッサージするよりも
早く筋硬結を取り除くことが可能です。
それでは本日はこの辺で
失礼いたします。
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
JPR協会関東支部長の山野井
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