from　前野真一郎
治療院のデスクから、、、

いつもブログを読んで頂き
ありがとうございます。

今回はなぜ腕橈骨筋が
肩挙上時痛に関与するのか
解説します。

そして徒手療法後の腕橈骨筋の
硬度の変化をエコー画像を使って
お伝えしていきます。

知っていますか？
腕橈骨筋は肩関節の挙上時痛に
ほとんど関わってきます。

それはディープフロントアームライン（DFAL）
と言われる上肢のラインが
存在しているからです。

このDFALの中には橈骨骨膜があり
腕橈骨筋の硬度が高まることで
橈骨骨膜を介してDFALを捻れさせます。

筋膜ラインに捻れが生じることで
肩挙上時に筋膜の滑走が悪くなり
Fascia連関で摩擦が生まれ痛みが出ます。

筋膜のつながりを使った治療に加え
振動刺激を加えることで
捻れた筋膜ラインが改善されます。

ですので、我々の徒手療法は
痛みの改善に効果的であると
考えられます。

動画ではもっと詳しい内容の解説、
そして徒手療法による筋硬度変化を
エコー画像を使って観察します。

手の下で筋がどういった変化が出ているか
こちらよりご確認されてください。
↓↓

最後までブログをご覧いただき
ありがとうございました。

日本運動器徒手医科学研究学会
ー臨床研究部門　 前野真一郎

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著者

関西支部長理学療法士4年目 病院勤務
【得意な治療:腰痛の改善、頚腕部の痛み改善、不定愁訴】

痛みが残ったまま、退院されてしまった患者様にもっと考えてできることはなかったのか・・・自分の評価考察力や技術の無さに悔しい思いをしました。個別制のある痛みに対し、対応できるようになりたい！そのような思いで臨床に臨んでいます。