大腰筋の治療といえば、「おへそから指４本分外側」の部分を治療することが多いのではないでしょうか？もちろん、そこも重要なポイントですが、それだけでは足りません。大腰筋は腰椎から始まり、骨盤、大腿骨へと続き、人体最大の「多関節筋」です。そのため、一箇所のみを治療したとしても大腰筋を完全に緩めきることは難しいです。今回あなたにご紹介するのは、今までどこにも公開してこなかった大腰筋完全弛緩の９大ポイントです。この９大ポイントを治療すれば、今までどうしても緩めることが出来なかったガチガチの大腰筋も確実に緩めることが出来ます。

なぜ、大腰筋が様々痛みと関係しており疼痛治療で最も重要と言われているのか、あなたはご存知でしょうか？今回のこの動画セミナーでは、大腰筋の解剖学から機能、特性までその全てを説明させて頂きます。大腰筋の知識を深めることで、どう治療すれば大腰筋が緩むのか？どういう症状で大腰筋を治療すべきか？が理解できるようになります。そして、今まで以上に大腰筋の知識が高まり、あなたの大腰筋治療は飛躍的に効果を高めることが出来ます。

このセッションでは具体的に「宝の地図」とも言える９つの治療ポイントをお伝えします。この重要部位を知るだけでもあなたの臨床は劇的に変化します。なぜならこのポイントは必然的に筋硬結ができやすい部位だからです。（そしてこの知識は「トリガーポイントの教科書」にも載っていません）特に今回は新たに「筋膜や内臓との癒着ポイント」もお伝えします。この全てを治療できるようになれば、もうあなたに緩められない大腰筋はありません。

大腰筋の筋腹です。大腰筋の筋膜リリースでは必須の部分です。大腰筋を評価治療するときの第一選択肢となります。腰痛、肩こり、首こり、膝の痛みとどんな痛みにも関係しています。とくにこの筋腹部分は腰痛と密接に関係しており、もし見逃している場合いくら腰を揉んでもまったく臨床で変化はでません。なぜならこの大腰筋の筋腹部分を見逃しているからです。腰痛を治したいのなら絶対に知っておかなければなりません。なので、今回はまず大腰筋の基礎基本を学んで頂きます。

もしあなたの担当患者様に、腰痛で胸郭の可動性がない人がいたら、評価必須の部位です。大腰筋と横隔膜は腹腔内で連結しています。ですからすぐに癒着してしまいます。そして腰痛を引き起こします。さらに胸郭が硬くなることによって、胸郭の円滑な運動が阻害されて腰痛だけでなく肩挙上時の肩の痛みが誘発します。また横隔膜は呼吸に関与しています。ですからこのポイントに癒着ができると呼吸がしづらくなるなどの不具合も生じてしまうのです。もしあなたが、まだ横隔膜との連結ポイントを治療していないなら、絶対に学ぶべき治療です。