メールアドレス(必須)

以下の内容に同意の上ご登録ください。

当社では、お客様よりお預かりしました個人情報を、セミナーの開催、書籍、CD、DVD、教材等の販売業務において、下記の目的で利用いたします。

無料ビデオ申込みされた方の個人情報:サービス実施とメールマガジン配信のため

また、法令の規定等による場合を除き、お客様の同意を得ずに第三者に提供することはございません。前述の利用目的達成の範囲内において業務委託する際には、選定基準に基づき個人情報を安全に管理できる委託先を選定した上で当該委託先を適切に監督いたします。個人情報の提出については、お客様の自由なご判断にお任せいたしますが、必要事項の中でご提出いただけない個人情報がある場合、サービスの一部をお受けいただけない場合がございますのでご了承下さい。

メールマガジンの送付
当社では、お客様よりお預かりしましたメールアドレスを、当社よりお送りするメールマガジン(広告を含む)の送付のために使用します。 メールマガジンの送付を希望されない場合は、当社から送られるメールマガジンに記載されている解除手続きにより、解除をお願いいたします。あらかじめ同意の上、お申し込みください。

個人情報の利用目的の通知,開示,内容の訂正,追加又は削除,利用の停止,消去及び第三者への提供の停止については、下記までご連絡ください。

株式会社 藤井翔悟 事務所
個人情報保護管理者

株式会社 藤井翔悟 事務所
〒604-8172京都市中京区烏丸通り三条上る場ノ町596 ハイツエスメラルダ709
TEL:075-748-1410(土日祝を除く10~17時)

※ご登録すると藤井翔悟のメールマガジンが届きますがワンクリックでいつでも配信解除ができます。

  • 2018年3月7日

殿部外側の疼痛に有効な滑液包の理学的検査

 

 

 

 

 

 

from 脇本竜次

自宅のデスクから、、、

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=TImlK4_khR0

<原因の特定>

痛みの原因の特定にはMRIやRGなどが使用することが、主流となっていますが、MRIやRGの変化の大きさは痛みと相関しないと言われています。1)2)

つまり、痛みの原因を特定することは必要なのですが、その方法については有効である手段が明確でない可能性があります。

 

 

 

 

<殿部外側の痛み>

 

殿部外側の痛みについてですが、様々な要因があります。

今回は大転子滑液包に着目します。

滑液包とは組織間の摩擦を緩衝するものでありクッションのような機能を果たしています。

この大転子滑液包が硬くなることによって、大腿外側の痛みが生じやすくなると言われています。

 

 

 

<腸脛靭帯との関わり>

この大転子滑液包の機能障害によって、腸脛靭帯の柔軟性が低下すると言われています。

なので、大転子滑液包を評価する前のヒントとして、腸脛靭帯の柔軟性を確認しておくことも重要です。

 

 

 

<圧迫を利用した評価方法>

ある海外の研究では圧刺激を入力することにより筋痙攣を緩和させる脊髄反射機構の働きが起こるといわれています。3)

つまり、圧迫により一時的に過剰な脊髄反射が抑制され、筋が弛緩される可能性があります。

なので、筋が弛緩することによって組織の滑走性が改善され、滑液包周囲の筋の滑走性が改善されることが考えられます。

 

 

 

<時期の検討>

炎症の強い急性期にはこの評価方法は適していません。

なぜなら痛みの原因が滑走性の低下が原因ではないからです。

滑液包自体の腫脹・発赤・熱感が強ければ、まずは炎症が治ることを待つことも必要です。

 

 

 

<やっていただきたいこと>

①大転子滑液包の解剖図を確認

②エコーで大転子滑液包を確認

③大転子滑液包に圧迫を加えて痛みがある動作をしてもらう(疼痛誘発動作)

④痛みが軽減すれば、その部位の治療

 

 

<参考文献>

1)Jensen, M.C.; Brant-Zawadzki, M.N.; Obuchowski, N.; Modic, M.T.; Malkasian, D.; Ross, J.S.Magnetic resonance imaging of the lumbar spine in people without low back pain. N. Engl. J. Med.1994, 331, 69–73.

 

2)Van Tulder, M.W.; Waddell, G. Conservative treatment of acute and subacute low back pain.In Neck and Back Pain: The Scientific Evidence of Causes, Diagnosis, and Treatment; Nachemson, A.L., Jonsson, E., Eds.; Lippincott Williams & Wilkins: Philadelphia, PA, USA, 2000; pp. 241–269.

 

3)Immediate Effects of Various Physical Therapeutic Modalitieson Cervical Myofascial Pain and Trigger-Point Sensitivity Hou C-R, Tsai L-C, Cheng K-F, Chung K-C, Hong C-Z.2002;83:1406-14.

 

 

動画はこちら

https://www.youtube.com/watch?v=TImlK4_khR0

最後までブログをご覧いただきありがとうございました。

ー脇本竜次

 

 

 

 

 

 

 

P.S.

エビデンスに基づく徒手療法【教科書】

無料でプレゼント

↓↓

https://xn--mdki1ec4579albbc20bevewt1c79o2yf78f.com/undoki/

著者

臨床研究部門

『慢性疼痛の治療方法の確立と証明』そのために今ある技術をより体系化していき、科学的な根拠のある技術にしていきます。当協会の評価・治療テクニックを用いることで、人体にどのようなことが起こっているのかを解き明かしていきます。

メルマガ登録

以下にいつも使っているメールアドレスを正しくゆっくりと入力してボタンをクリックしてください。

メールアドレス
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る