メールアドレス(必須)

以下の内容に同意の上ご登録ください。

当社では、お客様よりお預かりしました個人情報を、セミナーの開催、書籍、CD、DVD、教材等の販売業務において、下記の目的で利用いたします。

無料ビデオ申込みされた方の個人情報:サービス実施とメールマガジン配信のため

また、法令の規定等による場合を除き、お客様の同意を得ずに第三者に提供することはございません。前述の利用目的達成の範囲内において業務委託する際には、選定基準に基づき個人情報を安全に管理できる委託先を選定した上で当該委託先を適切に監督いたします。個人情報の提出については、お客様の自由なご判断にお任せいたしますが、必要事項の中でご提出いただけない個人情報がある場合、サービスの一部をお受けいただけない場合がございますのでご了承下さい。

メールマガジンの送付
当社では、お客様よりお預かりしましたメールアドレスを、当社よりお送りするメールマガジン(広告を含む)の送付のために使用します。 メールマガジンの送付を希望されない場合は、当社から送られるメールマガジンに記載されている解除手続きにより、解除をお願いいたします。あらかじめ同意の上、お申し込みください。

個人情報の利用目的の通知,開示,内容の訂正,追加又は削除,利用の停止,消去及び第三者への提供の停止については、下記までご連絡ください。

株式会社 藤井翔悟 事務所
個人情報保護管理者

株式会社 藤井翔悟 事務所
〒604-8172京都市中京区烏丸通り三条上る場ノ町596 ハイツエスメラルダ709
TEL:075-748-1410(土日祝を除く10~17時)

※ご登録すると藤井翔悟のメールマガジンが届きますがワンクリックでいつでも配信解除ができます。

  • 2018年2月23日

筋の治療をしても治らなかった腰痛の治し方

 

 

 

 

 

 

 

from 脇本竜次

京都のホテルから、、、

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=e6ORYArN-hE

<腰痛の疫学>

腰痛の生涯有訴率は92.5%と言われています。

つまり、腰痛を経験しない人はほとんどいません。

ほぼ日本人の全員が腰痛を感じます。

なので、我々セラピストは必ず腰痛の方に出会います。

腰痛の評価と治療法に特化することは非常に重要です。

そして、腰痛の原因を見つけることが非常に重要です。

なぜなら原因もわからずに治療をしても、何を治療しているか明確ではないので効果は出ません。

犯人がわからないのみ当てずっぽうに治療をしても効率が悪すぎます。

そうではなく、的確に原因を探すことが重要です。

 

 

 

<現代医学の腰痛の原因の見つけ方>

MRIやRGで組織の状態を把握して、診断をすることが主流です。

ですが、そこには原因は全く写りません。

MRIやRGなどの画像に重症度と患者の症候は相関しないと言われています。1)

なので、腰痛の方にMRIやRGを撮る意味はほとんどありません。

それに高額な金銭が動き、保険料が適応され国の税金が使われます。

本当はそれ以上に重要な検査方法があるのにもかかわらず。

 

 

 

<腰痛を治すためには>

そんな患者を救うためには多面的な視点を持つことが必要です。

筋だけの治療では、治せる人は限られます。

なぜなら筋肉以外にも腰痛の原因になりうる原因があるからです。

そのポイントとなるのは結合組織です。

 

 

 

<腰痛に重要な部位>

筋や内臓や頭蓋を治療し尽くして何をすればいいのかなのですが、胸背神経を評価してみてください。

胸背神経とは広背筋を支配している神経です。

この神経が腋窩後壁から3〜4横指下の部分から広背筋の表層に露出し走行しているのですが、このポイントは筋による圧迫・剪断力・摩擦が多く加わる部分であり、この周囲の結合組織が非常に硬くなりやすいです。

硬くなった結果組織の滑走性が低下し、虚血からの発痛物質が生成され痛みを生じさせます。

今まで広背筋は治療していたけど、このポイントを治療しなければ痛みは残存します。

 

 

 

<腰の痛みを感じる組織>

腰の痛みを感じる組織は筋ではなく、胸腰筋膜である可能性があります。

それを裏付ける研究があります。

腰部筋と胸腰筋膜の疼痛域値を比較した研究では、胸腰筋膜の方が優位に疼痛域値が低いことがわかっています。2)

なので、腰痛に重要となるのは胸腰筋膜が重要になります。

単純に腰部の脊柱起立筋が問題ではなく、胸腰筋膜が問題である可能性があります。

 

 

 

<胸腰筋膜とのつながり>

胸腰筋膜ー大殿筋ー広背筋ー胸背神経は相互に作用し合っています。

組織的なつながりがあり、このつながりのある部分が硬くなると、他の部位が硬くなるなど影響が出てきます。

なので、筋の治療をしても痛みが消失しない要因のひとつは胸背神経周囲の結合組織の評価・治療をしていなかったことが要因である可能性があります。

 

 

 

<やっていただきたいこと>

①胸背神経の解剖図を確認

②エコーで胸背神経を確認

③胸背神経に圧迫を加えて痛みがある動作をしてもらう(疼痛誘発動作)

④痛みが軽減すれば、その部位の治療

 

 

 

<まとめ>

胸背神経周囲の結合組織に問題があり腰痛が生じる可能性があります。

 

 

 

<参考文献>

1)Myofascial pain in patients waitlisted for total knee arthroplasty Richer Renryら その他 2012

2)The Lumbodorsal Fascia as a Potential Source of Low Back Pain: A Narrative Review Jan Wilkeら2017;2017:5349620. doi: 10.1155/2017/5349620. Epub 2017 May 11

 

 

 

動画はこちら

↓↓

https://www.youtube.com/watch?v=e6ORYArN-hE

 

最後までブログをご覧いただきありがとうございました。

臨床研究部門

ー脇本竜次

 

 

 

 

 

 

 

P.S.

【日本運動器徒手医科学研究学会 メルマガ】

メールマガジンの購読はもちろん無料。
気に入らなければ、いつでも簡単に購読解除ができます。
無料メルマガの登録はこちらから。
↓↓
https://88auto.biz/jpra/touroku/entryform3.htm

著者

臨床研究部門

『慢性疼痛の治療方法の確立と証明』そのために今ある技術をより体系化していき、科学的な根拠のある技術にしていきます。当協会の評価・治療テクニックを用いることで、人体にどのようなことが起こっているのかを解き明かしていきます。

メルマガ登録

以下にいつも使っているメールアドレスを正しくゆっくりと入力してボタンをクリックしてください。

メールアドレス
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る