- 2017年3月16日
無知さ
From 藤井翔悟
京都の治療院より…
今日は「無知さ」について.
何の「無知さ」かと言いますと
もちろん疼痛治療についてです。
間違ってはいけないのが
僕もすべて知っている訳ではないです。
まだまだ未熟ですし、
お役に立てない患者さんもいて
悔しい思いをしています。
それでもやはり
僕が経験した事を踏まえて、
話をする事が大事だと考えています。
僕はもともと理学療法士として
保険診療で3年やってて
それから自費診療で3年やってます。
その中でよく聞く
典型的な話をしましょう。
まず患者さんは痛みの原因に関して
お医者さんに不明だと言われます。
これはお医者さんが
知っているとか、知らないとかではなく
事実です。
ではセラピストの僕たちが
何ができるのかと考えた時に
高い専門性だと僕は考えます。
例えば整形外科の先生が筋筋膜の事を
知っているのかというとやっぱり
僕らの方が身近だったしね。
学生の頃から筋肉の起始停止を覚えたり
MMTなどをやるのは僕たちなので、
やっぱり筋筋膜については僕たちが専門性が
高いのではないでしょうか?
医療チームとして
それぞれ得意なところを生かして
患者を診るのがチーム医療ですよね?
一人が全部をわかっておくとかは
無理ですよね。
例えばこの話を聞いて
あなたはどう思うでしょうか?
脊柱管狭窄症の患者さんで
手術が適応だったとします。
そして画像所見上は完璧に
狭窄は取ったという手術をしました。
患者さんとしては完全にこれで
治ると思いますよね。
でも狭窄症の手術をした後に
残念ながら脊柱管狭窄症の症状が
全く取れてなかったんですね。
患者さんの自覚症状としては
痛いし、シビレてるし
歩けないし、、、
でも画像は問題がない、、、
この事を患者さんはお医者さんに
丁寧に言いました。
そうしたら、、、
「何をいってるんだ!画像を見てみなさい。
狭窄を取ってるのに足が痛いなんて、
あなたはおかしんじゃないのか?」
と残念ながら先生も言ってしまったんです。
結局患者さんは
「私おかしいんですかねぇ、、、」
と、精神科へ送られてしまったそうです。
この患者さんが先日、
僕の治療院に来たんですね、、、
↓
ー藤井翔悟
PS:
今行動できるあなたの参加を待っています。
↓
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著者
日本疼痛リハビリテーション協会 代表
腰をはじめとした身体の痛みに対して、これまでに類を見ない施術方 法を考案、それを学び実践している医療従事者は世界中で10万人を 超える。学会発表や研究にも意欲的に取り組み、その手技は改善率 の高さから業界に旋風を起こしている。芸能人やスポーツ選手からの 依頼が殺到し、その確かな結果が評判を呼んでいる。また自身が主 催するサミットには800人以上の医師や医療従事者が参加。アメリカ、 スイス、カナダからも受講生が来日するほどである。ボランティア活動にも意欲的に取り組んでおり、医療が浸透していない地域に出向き、 医師や医療機関と連携して高品質な施術を無償で提供している。海 外でも普及活動を行い、その活動が評価されオランダ政治家との対 談やアメリカの医師から推薦文をもらうほどである。日本で最も有名 な治療家であり実力者。
書籍:痛みが消える魔法の腰痛学 PHP研究所
禁じられた治療法 ギャラクシーブックス
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