- 2017年4月30日
筋膜のあそびと疼痛治療
From 藤井翔悟
京都市の治療院より…
手の感覚をどのように高めていったのか
前野先生に聞いてみました。
僕がよく言っていたように
骨模型を使って練習したり、
さらに服を着せて骨を触ったりしてたそうです。
あとは自分の体を使うのが
やはり早いです。
目をつぶった状態で、
「これ皮膚」
もうちょっと深くいって
「これ脂肪」
ここまでいって
「あっこれ、ニュルニュルっとする、これ筋膜やな。」
もうちょっと深くいって
「これ筋肉と骨の境界やな。」
「あっこれ骨や。」
という風に自分の腕を
だんだん深くまで触ることを
繰り返しやっていたそうです。
これをやった上で
セミナーで習ったことを
臨床でくりかえし使い
手の感覚を上げたんだそうです。
ポイントは手の感覚がわからないと、
テクニック持ってたって
意味ないということです。
逆に手の感覚さえ確固としたものがあると
ありとあらゆるセミナー団体がやっていることが
できてしまうんです。
前野先生はすごくて、
プレゼント動画を見ただけで
手技をモロパクリできるんですよ。
僕たちは動画を見て
体の使い方と触っているポイントがわかれば、、、
経絡だろうが、
トリガーポイントだろうが、
内臓だろうが、頭蓋だろうが、
見ただけでロジック
つまり体の原則を知っているので、
できてしまうんです。
この辺があるから
他のセミナーに行きたくないんだと思います。
あなたも感覚を身につけてしまえば
治療家にとって一生の財産なので
ひたむきに毎日毎日トレーニングしてください。
それでは本日は
僧帽筋の上部繊維を使って
自分でゆるめるエクササイズを
お伝えします。
↓
ー藤井翔悟
PS:
著者
日本疼痛リハビリテーション協会 代表
腰をはじめとした身体の痛みに対して、これまでに類を見ない施術方 法を考案、それを学び実践している医療従事者は世界中で10万人を 超える。学会発表や研究にも意欲的に取り組み、その手技は改善率 の高さから業界に旋風を起こしている。芸能人やスポーツ選手からの 依頼が殺到し、その確かな結果が評判を呼んでいる。また自身が主 催するサミットには800人以上の医師や医療従事者が参加。アメリカ、 スイス、カナダからも受講生が来日するほどである。ボランティア活動にも意欲的に取り組んでおり、医療が浸透していない地域に出向き、 医師や医療機関と連携して高品質な施術を無償で提供している。海 外でも普及活動を行い、その活動が評価されオランダ政治家との対 談やアメリカの医師から推薦文をもらうほどである。日本で最も有名 な治療家であり実力者。
書籍:痛みが消える魔法の腰痛学 PHP研究所
禁じられた治療法 ギャラクシーブックス
以下にいつも使っているメールアドレスを正しくゆっくりと入力してボタンをクリックしてください。