- 2015年7月24日
① 腰痛の専門家が教える腰痛のみかた
From 藤井 翔悟
昨日までは疼痛と問診のつなげ方についてお話をさせていただきました。
昨日は既往歴からどういう風に痛みの症状に結び付けて考えていくのか?
という話をさせといただきました。
その中に腰痛で首が痛い、肩が痛い、膝が痛い
という合併している症状というのは必ず見るべき所見であって、
その所見があると痛みがどの辺かというのが限定しやすいです。
症例ごとの痛みの診方という
お話をさせといただきます。
腰痛の見方って
大体パターンで決まっているんですよ。
腰痛の人の痛みの原因になる部位は決まっているんですよ。
1つ目は殿部です。2つ目は頚部です。
この2つがすごく診るべきポイントになっています。
僕は多分ほぼ全員ここを診ています。
もちろんイレギュラーパターンもあるんですけど。
僕の中では6~7割はここだけで治っちゃうかな、
ちょっと大げさに聞こえちゃうかもしれないんですけど。
それくらい殿部・頚部にある組織、筋肉、骨格、神経系を
診ることがポイントになってきます。
具体的にお話しさせてもらっていくんですけど、
殿部っていっぱい筋肉がありますよね。
大殿筋、中殿筋、小殿筋、梨状筋とかローテーションに
関わる股関節の筋肉とか色々関わるんですけど、
ぶっちゃけ、腰痛は痛みがある場所に原因はないんですよ!ほぼ0です!
隣接する関節に問題があると、
腰痛という症状として現れることが多いので、
考え方としては、殿部の組織の拘縮や関節の可動域の低下によって、
腰が動きにくくなる。
ヒップ・スパイン・シンドロームとか…)
腰椎の動きと殿部、股関節の動きは
めちゃめちゃ関係が深いので、
殿部が動かにないから症状として
腰に痛みが出ている人がすごく多いです。
これを絶対に見る所見に加えておいてください。
腰痛は殿部を診ろ!ということですね。
頚部は腰椎と対局の場所にあるでしょ。
脊柱全体はお互いにいつもバランスを取り合って動きます。
屈曲、伸展、回旋…全てにおいてしなって動いていくんですけど、
頚部が硬くて、動きが悪くなると腰部の動きも悪くなるんですよ。
もしくは動きすぎてしまうかのどちらか。
頚部に問題があると、腰部に過可動性もしくは
可動性がなくなるというどっちかの症状が出てきます。
その原因が頚部であることが問題点としては多いんですよね。
もう少し深く知っている方はC1とL5、C2とL4というのは
対になっている関係があるというのと一緒で、
頚部自体の動きが腰部とリンクしていることが
めちゃめちゃ多いですので、痛みでも痺れでも
必ず頚部を診てください。
頚部や殿部は構造や身体の特徴から見ると
絶対に外せない場所なので必ず診てください。
腰痛の患者さんを改善するヒントになっています。
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