- 2015年7月29日
⑤ 発見! 驚くべき腰痛の原因筋
From 藤井 翔悟
イレギュラーパターンでも腰痛になることを
知っていただければなぁと思います。
ただイレギュラーなんですけれども、
イレギュラーではなくなってくる時もあります。
パターンや問診するポイントを捉えてくれば、
イレギュラーではなくなってきます。
早速なんですけども、この筋肉を診てください。
これです、腕橈骨筋です。
初めて聞いた筋肉だと思うんですけれど、
結構痛みと関連しているんですよ。
動作でいうと骨盤を左右にスラストさせる動きだったりとか
回旋の動きだったりで腕橈骨筋のせいで痛みが出ている人が多いんですよ。
どういうパターンの人が多いかって言ったら、
力仕事や手を使うことが多い人(肩から前腕を多く使う人)は
腕橈骨筋のせいで腰痛になっている人がめちゃ多いです。
例えば、オーケストラの人。
母指内転筋や腕橈骨筋のせいで腰痛になっています。
あと介護職さんとかかな。
介助する時に体全体で介助するんですけど、
その人は腕でいくパターンの人なので、
介護職を始めてから肩こりが辛いとおっしゃていました。
腕橈骨筋を触るとガチガチになっているんですよ。
それを緩めてあげると腰の痛みが
かなり楽になったということがあります。
腕橈骨筋って意外に聞こえるかもしれないんですけど、
筋膜的には広背筋とつながっていっています。
広背筋って回旋系の痛みに関与していることが多いんですけどもね。
腕橈骨筋っていうのも絶対見るべき筋肉ですね。
僕は絶対外せないと思います。
腕橈骨筋なんですけども、
触診の仕方がちょっとむずかしいかもしれませんので、
そこは解剖学の本を見て触診できるようになってください。
疼痛誘発動作っていって検査をするんですけども、
検査で腕橈骨筋が関与していたら治療をしていくんですけども、
腕橈骨筋自体をしっかり触診できなければ検査すら出来ないし、
治療も出来ない。この筋肉は触診するのがちょっと難しいんですよ。
練習してもらって、しっかりと触診できるようになる、
しっかり押圧できるようになると
検査で引っかかってくるようになりますので、
腰痛を診ていく上で腕橈骨筋っていうのも診ていただくと、
きっとあなたの腰痛の患者さんの悩みが取れる
お手伝いができるのではないかなと思っております。
イレギュラーパターンでも僕からしたら
あんまりイレギュラーではないんですよ。
なぜかというとしっかりと検査があった上での治療なので、
しっかりと検査をすれば見えてくるものはありますよということですね。
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