From　藤井翔悟
京都市の自宅デスクより、、、

大腰筋由来の腰痛。

これ好評なので
またこのシリーズやります。

今回の
大腰筋由来の腰痛ですが

小転子に付着する部分で
痛みを取っていきます。

なんでこの話を
するのかといったら

いかに大腰筋、腸骨筋
その総称である腸腰筋で
腰痛になってるか。

これをあなたに
知ってほしいからです。

けど疼痛治療の
スタートアップ時期は

触診がうまくできなくて
悩むことと思います。

なので触診を
やってくべきなんですよ。

で触診の
一番いい練習方法は

解剖の本を読みながら
ほねほねくん(骨標本)で
練習することです。

けど
骨標本買うのが
めんどくさい、とか

解剖学の教科書
持ってません、とかが

最近
めちゃめちゃ多いんです。

じゃあそんな人は
どうすればいいのか？

その答えは

この動画を見て
自分の体でやることです。

自分の体で触診すると
なにがメリットなのかというと

手っ取り早く
手の感覚を養えることです。

小転子を触ってる感覚が
合ってるのかどうか

自分の感覚なので
パッとわかるわけです。

ですから
この動画を見ている
新人セラピストの方、、、

まだ筋筋膜のつながりを使った
疼痛治療をやったことがない方、、、

学生さんとか
まだ臨床で3年経ってない方、、、

ぶっちゃけ
腰痛の治療に自信ありません
っていう素人さんでも

わかるように
説明していきます。

今日の触診は
腸腰筋が付着する
大腿骨の小転子です。

小転子といえば
回旋ですね。

体幹を回旋するとき
もしくは伸展したときの
動きがめちゃくちゃ変わります。

小転子は
大腿動脈が近くを走行します。

この周辺って
いろんな結合組織が
混み合ってるんですね。

この混み合ってるところを
筋膜クロスポイントって呼びます。

いろんな組織が
密集している場所って

筋硬結および重積ができて
滑走しなくなるんですね。

痛みとしびれの原因は
なんなのかというと

滑走してないこと
なんです。

組織が滑走しないと
痛みとシビレが出る。

これは
僕たちのエコーを使った研究で
わかってきてます。

ぜひとも
そういった意味で

滑走性を出すように治療すると
非常に効果出ます。

滑走性をよくするニュアンスで
リリースしていただくと
めちゃくちゃよくなります。

じゃあ

大腿骨の小転子をさわって
疼痛誘発動作をじっさいに
やっていこうと思います。

小転子のせいで
腰が痛くなってる人
めっちゃいます！

あとは
膝内側の痛みにも
有効です。
↓

-藤井翔悟

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著者

日本疼痛リハビリテーション協会 代表
腰をはじめとした身体の痛みに対して、これまでに類を見ない施術方 法を考案、それを学び実践している医療従事者は世界中で10万人を 超える。学会発表や研究にも意欲的に取り組み、その手技は改善率 の高さから業界に旋風を起こしている。芸能人やスポーツ選手からの 依頼が殺到し、その確かな結果が評判を呼んでいる。また自身が主 催するサミットには800人以上の医師や医療従事者が参加。アメリカ、 スイス、カナダからも受講生が来日するほどである。ボランティア活動にも意欲的に取り組んでおり、医療が浸透していない地域に出向き、 医師や医療機関と連携して高品質な施術を無償で提供している。海 外でも普及活動を行い、その活動が評価されオランダ政治家との対 談やアメリカの医師から推薦文をもらうほどである。日本で最も有名 な治療家であり実力者。
書籍：痛みが消える魔法の腰痛学　PHP研究所
　　　禁じられた治療法　　　　　ギャラクシーブックス