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  • 2025年7月1日

【藤井翔悟のその場で治す治療デモ】この引き際がわかるか?

 

From:藤井翔悟
京都市のオフィスより…

 

 

この引き際がわかるか?

 

 

 

 

こんにちは。
藤井翔悟です。

 

 

本日は「アナトミーライン」という視点で
ある臨床の場面を共有します。

 

 

結論から言えば、
「一切いじらない」ことが、最良の施術だった。
そんなケースです。

 

 

▶患者情報:腕が上がらない・しびれが強い

 

 

患者さんは
座位で登場しました。

 

 

年齢は50代後半

 

 

利き腕の肩から腕にかけて
激痛と強いしびれ。

 

 

● 腕を上げようとすると途中で止まる
● 肘の屈伸も痛みあり
● 主訴:「10段階中10の痛み」
● 既往歴:8年前にも同様の症状、今回の方が軽いと本人は述べる

 

 

この時点で僕の頭の中には
少なくとも5つの鑑別が浮かびます。

 

 

• 関節包拘縮(フローズンショルダー)
• 腱板周囲の炎症
• 神経根症状
• リンパうっ滞
• 筋膜の癒着と滑走不全

 

 

つまり「構造的損傷」だけで見ていたら
治せません。

 

 

▶解剖学的評価:痛みの“源”はどこか?

 

 

最初に着目したのは
健側との比較。

 

 

右肩(患側)に熱感あり。

 

 

手掌には明らかな浮腫(むくみ)

 

 

肩甲骨の可動も減少
剥がれない。

 

 

加えて

 

 

広背筋と小胸筋の緊張が強く
触ると反応が強く出る。

 

 

そして最も重要だったのは
「触診による炎症所見」と
「患者の体感」の一致です。

 

 

患者さん自身も
「このあたり熱い」「触られるとズキンとくる」と明言。

 

 

これはつまり
“まだ急性期の途中”というサイン。

 

 

▶アナトミーライン視点:小胸筋と広背筋の連動性

 

 

アナトミーラインの知識がここで生きます。

 

 

小胸筋は上肢帯前面を形成し
腕の前方挙上や深呼吸に関与します。

 

 

広背筋は腰椎から肩甲骨
上腕骨にまで広がる強力な後面ライン。

 

 

この2筋が高緊張になると
肩甲帯の流れ全体が滞ります。

 

 

• 肩甲骨の滑走性低下
• 鎖骨と第1肋骨の動きの硬化
• リンパ還流不良(腋窩・鎖骨下静脈)
• それにより浮腫が手掌に生じる

 

 

つまり「筋肉の硬さ」が
「しびれ」「むくみ」などの循環障害を
引き起こしていたわけです。

 

 

▶評価で“いじらない”と決めた理由

 

 

多くの人がここでマッサージをします。

 

 

でも、僕はこの人に深層刺激は不要」と
判断しました。

 

 

なぜか?

 

 

✔ 熱感あり
✔ 浮腫あり
✔ 筋緊張による血行・リンパ障害の存在
✔ 過去にマッサージで悪化した経験あり

 

 

すべてのサインが「安静と軽い導引」
を示していたのです。

 

 

▶アプローチ:小胸筋・広背筋の「ふわっとリンパ流し」

 

 

行ったのは
小胸筋〜広背筋にかけての流れの創出。

 

 

✔ 筋膜を面で捉える
✔ ゆっくりと皮膚温と一致させるように移動
✔ 深追いはしない
✔ 反応を1〜2分待つ

 

 

その後、腕の上がりは約20度改善。
「痛いけど、ちょっとラク」と患者が言いました。

 

 

▶そして施術後の“観察”こそが重要

 

 

患者さんに立位で確認してもらうと、
「肩の中が空気が通ったような感覚」と表現。

 

 

この感覚、何かわかりますか?

 

 

それは
“自律神経の緊張が抜けて、筋膜の流れが通ったサイン”
です。

 

 

このあとのフォローでは
より深層の評価(肩甲下筋や小円筋など)も視野に入りますが
初回は「過剰な介入を避ける」ことに徹しました。

 

 

▶あなたは、“いじりすぎ”ていませんか?

 

 

このケースからの教訓は明確です。

 

 

評価と解剖の知識があれば
「やらない勇気」が持てる。

 

 

むしろ、それが
“効果的なアプローチ”になるのです。

 

 

アナトミーラインの考え方を身につければ、

 

 

「どのラインが止まっているのか?」
「触れていいのはどこか、ダメなのはどこか?」

 

 

その判断が
正確にできるようになります。

 

 

▶臨床に必要なのは、強さではなく“流れ”

 

 

強く押す必要はありません。

 

 

流れを見つけ、流す。

 

 

それが“アナトミーライン施術”の
本質です。

 

 

この施術は
ただの技術ではありません。

 

 

「身体の地図を読み解く力」そのものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

藤井翔悟
日本疼痛リハビリテーション協会 代表

 

 

 

 

 

 

 

 

PS:

このセミナーは、期間限定での公開となります。
「触る場所がわからない」「評価に自信がない」
そう感じている方ほど、このセミナーの衝撃を体験してください。

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著者

shogo-fujii

日本疼痛リハビリテーション協会 代表
腰をはじめとした身体の痛みに対して、これまでに類を見ない施術方 法を考案、それを学び実践している医療従事者は世界中で10万人を 超える。学会発表や研究にも意欲的に取り組み、その手技は改善率 の高さから業界に旋風を起こしている。芸能人やスポーツ選手からの 依頼が殺到し、その確かな結果が評判を呼んでいる。また自身が主 催するサミットには800人以上の医師や医療従事者が参加。アメリカ、 スイス、カナダからも受講生が来日するほどである。ボランティア活動にも意欲的に取り組んでおり、医療が浸透していない地域に出向き、 医師や医療機関と連携して高品質な施術を無償で提供している。海 外でも普及活動を行い、その活動が評価されオランダ政治家との対 談やアメリカの医師から推薦文をもらうほどである。日本で最も有名 な治療家であり実力者。
書籍:痛みが消える魔法の腰痛学 PHP研究所
   禁じられた治療法     ギャラクシーブックス

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