- 2025年8月30日
痛みと痺れを取るための3step


From:藤井翔悟
京都市のセミナー会場より、、、
腰痛の「原因」がMRIでは見えない理由と、
体を一瞬で緩める“同心円のリリース”とは?
↓
こんにちは
藤井翔悟です。
もしあなたが今
腰痛や坐骨神経痛の患者さんを前にして
「MRIで脊柱管狭窄症と診断されたから
これが痛みの原因に違いない」と信じ込んでいるなら――
今日お伝えする内容は、その常識を
根底から覆すかもしれません。
なぜなら
「画像診断と痛みは必ずしも一致しない」
からです。
実際、臨床現場では
こうしたズレに日常的に直面します。
つまり
画像所見だけを根拠に施術を進めても
患者の痛みは改善しないことが多いのです。
では
本当の原因はどこに隠されているのか?
それを見抜くには単に
レントゲンやMRIを見るのではなく
身体のつながりを“解剖学的に地図化”して
把握する力が必要です。
◆ 痛みを取る3つのステップ
私がセミナーで常に強調しているのは
この3つの流れです。
1. 身体のつながりと構造を理解すること(地図を持つこと)
2. その患者に特有の「痛みの原因」を評価すること
3. 的確にリリースをかけること
多くの治療家が
「どの技を使うか?」という技術論に終始しますが
その前提として
身体の地図を頭に描いているかどうかで
精度が大きく変わります。
例えば
腰痛の原因が「股関節」や「腸」に
隠れているケースは少なくありません。
これを見抜けるかどうかが
結果の差を生むのです。
◆ デモンストレーションで明らかになった
「腸と腰痛」の関係
セミナーでは
股関節の痛みを訴える女性を対象に
実演を行いました。
一見すると「関節の問題」と思われがちですが
評価を進めていくと――原因は
腸の機能不全と大腰筋の癒着でした。
腸の働きが落ちることで、
大腰筋が硬直し、
結果として股関節に負担がかかっていたのです。
このケースでは
ただ筋肉をほぐすのではなく
腸に負担をかけない食事指導(鉄分・カルシウム摂取の改善)や
セルフケアを組み合わせることで
持続的な改善が見込めることを
説明しました。
ここで重要なのは
「患部=原因」ではないという事実です。
◆ 「右手を振っていた意味は?」という質問
デモ中、私が右手を振る動作をした
場面について質問をいただきました。
結論から言えば
施術に「マニュアル化された決まった型」は
存在しません。
身体に触れた瞬間に伝わる微細な情報を頼りに、
「今ここで必要な刺激は何か?」を判断し
手を動かしているだけです。
言い換えるなら
身体に従うのが最速の治療法なのです。
◆ 「痛みとは別の場所を緩める」という発想
もう一つ印象的な質問がありました。
「痛みとは別の硬いところを緩めるんですか?」
私の答えは――
「その通り」です。
痛い場所を直接ほぐすのではなく
その周囲にある“硬結”を緩めると
同心円状に全体が緩むのです。
これは解剖学をベースに考えると当然で
筋膜や結合組織は
連続して張り巡らされているため
一点が解放されるとその緊張が
周囲に波及していきます。
イメージとしては
静かな池に小石を投げ込むと
波紋が外に広がるのと同じです。
「同心円のリリース」――
これが私の施術の中で非常に重要な感覚です。
◆ 腸と栄養素:カルシウムと鉄分の意味
最後にもう一つ。
なぜ腸と栄養素の話を持ち出すのか?
理由はシンプルです。
腸は免疫を司る臓器であり
鉄分やカルシウムは
腸管免疫と密接に関わっています。
腸の環境が乱れれば
炎症反応が全身に広がり
その結果、
筋膜や筋肉に
余計な緊張が走ります。
つまり、栄養指導も
立派なリリースの一部なのです。
◆ 臨床家としての“最大の壁”を超えるには?
ここまで読んでくださったあなたは
おそらく日々の臨床で
「どうしてこの患者は改善しないのか」と悩んでいるはずです。
その壁を超えるカギは
テクニックの数を増やすことではなく
評価と解剖学的なつながりを理解することです。
私がセミナーで伝えている内容は
まさにその「身体地図」を
手に入れるための方法論です。
◆ 次回セミナーのお知らせ
今回紹介した
「同心円のリリース」
「腸と大腰筋の評価」
「栄養アプローチ」は、
セミナーの中でさらに
詳細にお伝えしています。
• 患者の痛みがなぜ改善しないのか?
• どこを評価すべきか?
• どうやって最速でリリースをかけるのか?
これらを実技と理論の両面から
体験できる場です。
あなたがもし
画像診断に頼らず
真に患者を改善へ導く力を身につけたいなら
ぜひ参加してください。
◆ 最後に
臨床は常に
「仮説と検証」の連続です。
その仮説を立てるための“地図”がなければ、
施術はただの試行錯誤で終わってしまいます。
逆に、正しい地図を持ち
評価とリリースを組み合わせれば、
どんな難治性の腰痛も突破口が見えてきます。
私はそのための知識と技術を
これからも余すことなくお伝えしていきます。
次回のメールでは
さらに臨床で役立つ“瞬間的リリース”の具体例を紹介します。
どうぞ楽しみにしていてください。
↓
-藤井翔悟
PS:
なぜ、現代医療では“治らない”と
診断された症状が次々と改善していくのか?

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著者

日本疼痛リハビリテーション協会 代表
腰をはじめとした身体の痛みに対して、これまでに類を見ない施術方 法を考案、それを学び実践している医療従事者は世界中で10万人を 超える。学会発表や研究にも意欲的に取り組み、その手技は改善率 の高さから業界に旋風を起こしている。芸能人やスポーツ選手からの 依頼が殺到し、その確かな結果が評判を呼んでいる。また自身が主 催するサミットには800人以上の医師や医療従事者が参加。アメリカ、 スイス、カナダからも受講生が来日するほどである。ボランティア活動にも意欲的に取り組んでおり、医療が浸透していない地域に出向き、 医師や医療機関と連携して高品質な施術を無償で提供している。海 外でも普及活動を行い、その活動が評価されオランダ政治家との対 談やアメリカの医師から推薦文をもらうほどである。日本で最も有名 な治療家であり実力者。
書籍:痛みが消える魔法の腰痛学 PHP研究所
禁じられた治療法 ギャラクシーブックス
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