- 2016年11月30日
坐骨神経痛:この治療方法を知らないと一生シビレが残ります…
坐骨神経痛は筋膜のつながりを意識することが大事
From 藤井翔悟
正直に言うと困っています…
それは、ほとんどの理学療法士や柔道整復師が
坐骨神経痛のシビレの改善方法やリハビリを、臨床で活かせていないから…です。
僕たち自由診療分野でやっているセラピストは
結果が命です。その結果、シビレに関する、こんな秘密を見つけました。
セミナー経験も多数の理学療法士の僕たちだからこそ見つけたとっておきの疼痛の治療法、お教えしましょう。
理学療法士が教える疼痛治療テクニック
理学療法士だから分かる坐骨神経痛への最も効果的なアプローチ。痛みの元の原因は意外なところにありました。
段階を踏んで分かりやすく説明していきますので、これを読めばきっとあなたの悩みも解決出来ます。
▼目次
坐骨神経痛に関する一般的な病院の対応とは?
今日も坐骨神経痛シリーズをやっていきたいと思います。坐骨神経痛で来院する方は、まず診断されて、薬をもらってレントゲン取ってもらって何もないよ、と言われてうちに来ることが本当に多いです。
画像に写らないところにも問題があったりとか…あとは、筋肉とか骨の位置関係が崩れてしまっていることによって、上半身からの影響で下肢に来ているというパターンも非常に多く見受けられます。
僕たちは自費診療でやっています。理学療法士(PT)を取って病院で働いていた経験があり、坐骨神経痛を診ていましたが、一般的なお医者さんは薬を処方して、経過を見てくれませんかというパターンがすごく多いんですね。
筋膜のつながりを意識しよう
けど僕たちがやっている「筋膜のつながり」を、今日の記事で見ていただけると、今までとは全く違う結果が出せるようになります。なぜならそれは、筋膜のつながりを知っているからこそ、治せるものってたくさんあるんですね。
従来の「痛みは患部にある」だとか、「痺れている場所を擦る、温める、引っ張る」などという視点とは全く違った見方をしていかないと、痛み痺れは改善しないケースが非常に多いのです。
今日もそのヒントをあなたにお届けしていきたいと思っています。
患部から離れた痺れの原因ポイント
まず坐骨神経痛なのですけれども、痺れが主訴になってきます。痺れは特に重症例になってくると、痺れの原因は患部からさらに離れてくる傾向があります。
まず、梨状筋のせいで痺れるという点。この梨状筋はどこについているかというと、梨状筋の土台は仙腸関節なんですね。
仙腸関節がどこに付いているのかというと、肩甲胸郭関節、肩甲骨なんです。
肩甲下筋が重要だった
梨状筋の元は仙腸関節、そして仙腸関節と対になっているのが肩甲骨です。こういったように患部とはどんどん離れていきます。肩甲骨の周囲の筋肉のせいで周囲が痺れていることが多いのです。
それが肩甲下筋なんですね。肩甲下筋自体を、ぜひとも触診できるようになっていただいて、担当されている患者さんが肩甲下筋のせいで痺れているのか鑑別できる方法を今からお話します。
すぐに簡単にできる疼痛治療テクニック
肩甲骨の下角を見つけていただいて、下角から指を一つ押して内側。肩甲骨って下から侵入出来るんですね。侵入したところで、内側のへばり付いている肩甲下筋をキュッと抑えます。
ここを抑えると、「痺れが抜けている感じがします」と仰られる患者さんが非常に多いのです。
その肩甲下筋を抑える際には、もう片方の手でカウンターとして支えることもポイントです。
この状態で、「足の痺れはどうですか?」と聞きつつ検査をしていきます。基本的には、肩甲下筋って肩峰の周囲で触るお医者さんが多いんですけれども、私たちは肩甲下筋の下の組織、要は筋硬結ですね。ここを重要視しています。
下角の付近に筋硬結を生じやすいので、このポイントに触れることをしておかないと、肩甲下筋の触診は上手く出来ないという結論に達したわけです。
まとめ
おさらいです。まず、右手で下角にまずしっかりと触れ、左手で肩甲骨を抑えカウンターにしながら、下角の下に触れていきます。そしてキュッと潰します。下角の下の肩甲下筋を潰した時に、患者さんがどう仰るのかということですね。
ちなみに、首の動きまで変わります。肩甲下筋を触りながら動かす動きが変わったり、それプラス痺れもかなり変化する部位です。ぜひとも参考にして頂ければと思っています。
いかがだったでしょうか?僕たちの疼痛治療というものは、身体のつながりを使っていって、痛みだったり痺れを鑑別出来る筋膜のつながりに基づいた疼痛治療になっています。
動画でも分かりやすく解説しています↓
ご質問はこちらまで
japan.painrehabilitation@gmail.com
ー藤井翔悟
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著者
日本疼痛リハビリテーション協会 代表
腰をはじめとした身体の痛みに対して、これまでに類を見ない施術方 法を考案、それを学び実践している医療従事者は世界中で10万人を 超える。学会発表や研究にも意欲的に取り組み、その手技は改善率 の高さから業界に旋風を起こしている。芸能人やスポーツ選手からの 依頼が殺到し、その確かな結果が評判を呼んでいる。また自身が主 催するサミットには800人以上の医師や医療従事者が参加。アメリカ、 スイス、カナダからも受講生が来日するほどである。ボランティア活動にも意欲的に取り組んでおり、医療が浸透していない地域に出向き、 医師や医療機関と連携して高品質な施術を無償で提供している。海 外でも普及活動を行い、その活動が評価されオランダ政治家との対 談やアメリカの医師から推薦文をもらうほどである。日本で最も有名 な治療家であり実力者。
書籍:痛みが消える魔法の腰痛学 PHP研究所
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