- 2017年9月12日
どうしてこんな簡単に中枢性と末梢性の痺れが鑑別できるのか?
From 藤井翔悟
京都市の自宅デスクより…
しびれには2パターンあることが
わかりました。
中枢性のものと
末梢性のもの。
だから中枢性のものと
末梢性のものが鑑別できるようになれば
僕たちでも対応できる患者様がいます。
↓
そうするとより患者様に
貢献できるので
臨床が楽しくなります。
中枢性とは
脊髄性のものですね。
いわゆる本当に
画像所見で映るような
ヘルニアや狭窄症です。
末梢性の方は
画像所見がないか
あったとしても
理学所見や患者様の主訴と
マッチしてないような方です。
で、僕が言っている
手のしびれが改善できるケースは
末梢性のしびれです。
つまり筋筋膜が原因で
しびれている方です。
筋筋膜およびその周囲の軟部組織に
硬結ができると滑走性が悪くなり
神経が絞扼されしびれを出します。
具体的には、
腕神経叢や
鎖骨下の出口のところ
胸郭の出口のところ
ここに筋筋膜に硬さが生ると
中枢性と同じようなしびれを出すんです。
こうゆうのが
臨床的に観察されるんです。
なので、
パッと見の症状だけみても一緒です。
けど、
ここから鑑別していくことによって
目の前の患者さまはどっちのしびれなのか?
これがわかるようになります。
で、これを鑑別する方法は
”疼痛誘発動作”です。
これによって
鑑別できます。
なぜなら疼痛誘発動作とは
軟部組織に押圧刺激を加えて
鑑別する検査方法です。
ですからこの検査で陽性ならば
筋筋膜などの軟部組織が原因なので
末梢性のしびれですね。
これが判断できて
こちらの領域は僕たちセラピストが
しっかりしないといけないです。
ですから責任感と自覚と
貢献できるという思いを持って
手のしびれの患者さんにも
施術していただきたいなあ
と思っています。
じゃあ今日は
どこが手のしびれと関連しているのか?
どこを疼痛誘発動作にかければいいのか
についてお伝えさせていただくんですけど
それは上腕にある外側筋間中隔
というところです。
あなたも知ってのとうり
ここはすごい筋硬結の多発部位なんです。
上腕の屈筋と伸筋
つまり上腕二頭筋と上腕三頭筋を
分けている筋膜です。
本日の動画ではこの外側筋間中隔の
触診方法とゆるめかたについて
お伝えせていただきます。
↓
-藤井 翔悟
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明日 9/13(水)まで
著者
日本疼痛リハビリテーション協会 代表
腰をはじめとした身体の痛みに対して、これまでに類を見ない施術方 法を考案、それを学び実践している医療従事者は世界中で10万人を 超える。学会発表や研究にも意欲的に取り組み、その手技は改善率 の高さから業界に旋風を起こしている。芸能人やスポーツ選手からの 依頼が殺到し、その確かな結果が評判を呼んでいる。また自身が主 催するサミットには800人以上の医師や医療従事者が参加。アメリカ、 スイス、カナダからも受講生が来日するほどである。ボランティア活動にも意欲的に取り組んでおり、医療が浸透していない地域に出向き、 医師や医療機関と連携して高品質な施術を無償で提供している。海 外でも普及活動を行い、その活動が評価されオランダ政治家との対 談やアメリカの医師から推薦文をもらうほどである。日本で最も有名 な治療家であり実力者。
書籍:痛みが消える魔法の腰痛学 PHP研究所
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