- 2017年11月1日
頚椎症に筋トレをやっても意味が無いと感じているPTへ…
From 藤井翔悟
京都市の自宅デスクより、、、
11月に入りましたが
11月といえば京都が一番
人でにぎわうシーズンなんですね。
やっぱり
桜ともみじの季節は
エグいくらい人が来はります。
こっちからするとね
いつものスタバが混んでて
ワークに使えなくなるのがつらい。
たのむから邪魔せんといて、、、
そんなふうに思いながら
今日もやっていこうと思います。
さて今日も
頚椎症の話をしようと思うんですけど
なぜ頚椎症の話をするのか。
いわゆる頚椎症は
頚椎が老化にともなう病変です。
脊髄や神経が圧迫されることによって
痛みやしびれが出てるのを総称して
頚椎症と呼びます。
その頚椎症の患者さんに
僕たち理学療法士が
何をやっているのか。
運動療法か
温熱療法か
電気刺激療法ですね。
この温熱療法や低周波の電気刺激を
加えることは、あくまで物理療法です。
もっと僕たちのこの手で
できることはないのか、、、
こんなふうに僕はむかし
もどかしく思ってたんですよね。
あと運動療法は
筋トレをやる文化って
PTにはあるんです。
僕の前の病院ではそうでした、、、
痛みに対して
筋トレをやる文化があるんです。
まったく否定しないですし
筋トレは必要だし僕も
自分自身の体をトレーニングしてます。
めちゃめちゃゴリゴリはやりはしないですけど。
けどですね
ひとつ忘れちゃいけないのは
筋トレをするっていう
考え方だけじゃなくて
硬結だったり重積を
取りのぞくっていう概念ですよね。
あるいはゆるめるっていう。
こうゆうふうな概念が
ほぼない臨床が多すぎるんですね。
とりあえず頚椎症だったら
お医者さんに任せるよりないから
PTの方ではトレーニングですと。
とりあえず首や肩のまわりを筋トレして
あとは様子をみるしかないよね、みたいな。
こんな考え方がはびこりすぎてる
残念な実情があります。
僕はやっぱりそれはよくないと思ってて、、、
だからあなたにもゆるめるとか
リリースするっていう考え方を持つと
こんなにも患者さんに
貢献できるのかっていうことを
知っていただきたいですね。
とは言ってもなんだか
わからないと思います。
だから実際に
このやり方で効果があってことを
みてもらいたいので
今すぐあなたに
やってもらいたいことがあります。
もしあなたが担当している患者さんが
首を側屈や伸展したときに痛みがあるなら
肩甲骨の上角を押圧して見てください。
・・・続きはこちらからどうぞ
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-藤井翔悟
著者
日本疼痛リハビリテーション協会 代表
腰をはじめとした身体の痛みに対して、これまでに類を見ない施術方 法を考案、それを学び実践している医療従事者は世界中で10万人を 超える。学会発表や研究にも意欲的に取り組み、その手技は改善率 の高さから業界に旋風を起こしている。芸能人やスポーツ選手からの 依頼が殺到し、その確かな結果が評判を呼んでいる。また自身が主 催するサミットには800人以上の医師や医療従事者が参加。アメリカ、 スイス、カナダからも受講生が来日するほどである。ボランティア活動にも意欲的に取り組んでおり、医療が浸透していない地域に出向き、 医師や医療機関と連携して高品質な施術を無償で提供している。海 外でも普及活動を行い、その活動が評価されオランダ政治家との対 談やアメリカの医師から推薦文をもらうほどである。日本で最も有名 な治療家であり実力者。
書籍:痛みが消える魔法の腰痛学 PHP研究所
禁じられた治療法 ギャラクシーブックス
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