- 2015年7月29日
② 腰痛で見るべきたった2つの筋
From 藤井 翔悟
具体的に診るべき筋肉をお伝えさせてもらおうと思います。
筋筋膜性だったり筋骨格系の腰痛に関係してくる筋をお伝えします。
頚部は斜角筋と僧帽筋。
2つとも繊維が分かれるんですけども、
この2つが腰痛にはめちゃめちゃ大事ですね。
どちらも頚椎や肩甲骨に付くんですよね。
頚椎が動かないと腰椎も動かなくなるんですよ。
腰椎が動かなくなると、それが痛みとして出る方が
すごく多いので筋肉だけで調整するのであれば、
頚部で絶対診たいのが斜角筋と僧帽筋ですね。
疼痛誘発動作で斜角筋や僧帽筋を診るようにしてください。
この2つの筋肉はほぼ間違いなく腰痛に関わっています。
なかなか取りきれない痛みやちょっと残ってしまう痛みは
この2つの筋が見逃されてしまっているんです。
殿部の筋肉は梨状筋と大殿筋です。
大殿筋の繊維は股関節伸展の作用がありますよね、
大殿筋が硬くなると腰仙角において鋭角を作ってしまうんですよ。
そうすると、いわゆる反り腰になったり、
痛みの出る原因のアライメントに
どんどん身体が近くなってしまうので、
大殿筋は見逃すことが出来ません。
梨状筋は深層筋なんですけども、
坐骨神経が近くを通っているじゃないですか。
なので痛みや痺れにすごく関わっているんですね。
あなたが診ている腰痛の患者さんに大殿筋や梨状筋が
かかわっているのかは疼痛誘発動作で評価をしないといけないですよ。
しないとなんのことやらって感じになってしましますので
疼痛誘発動作をうまく併用しながら、診るポイントを絞っていきます。
僕は評価では絶対観ますね、この4つの筋肉は。
というくらい関わっている筋肉なので、
是非ともうまく調整していただいてあなたの腰痛患者さんの
お悩みを改善していただけたらと思います。
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